仮想通貨相場分析【2月15日】
仮想通貨実践投資記事 2月15日
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 500万円(0%)
イーサリアム 360000円(0%)
リップル96円(-5%)
カルダノ 126円(-7%)
ポルカドット 2300円(-9%)
バイナンスコイン 49700円(5%)
ソラナ 12000円(-10%)
Avalanche 10300円(10%)
ユニスワップ1300円(-6%)
ICP 2500円(-6%)
ビットコインは先週500万円から、一度下落調整をし、その後先週と同水準の価格へ戻りました。
ビットコイン日足チャート
先週ビットコインがレンジ相場の可能性があるということでお伝えをしていましたが、ちょうど500万円というのは価格の節目であって、この価格を上限付近として、480万円ー520万円のレンジに入ったとも言えます。
もちろんこの価格帯で今後行ったり来たりするのか、もしくは、上下どちらかにブレイクしていくのかはその時になってみたいとわかりませんが、今の所はっきりとした方向性がついている感じには思えません。
昨日ロシアがウクライナから兵を撤退させたというニュースでビットコインが少し上に反応したのですが、逆に金は下落するという状況でした。
通常金は安全資産なので、戦争などの非難資産として考えられているからそうなったのかもしれませんが、ビットコインもデジタルゴールドという特徴をもっているにも関わらずそれについて価格が上がったという状況です。
以前に比べて株式市場にも似たするような動きをするようになっています。
【ビットバンクがビットコインのライトニングネットワークを採用】
わたしも愛用している国内取引所のビットバンクがライトニングネットワーク(LN)を採用しました。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2202/16/news029.html
ライトニングネットワークは高速で、格安の手数料で送金ができるもので、少額決済で現在エルサルバドルの国で使われています。
自販機やマクドナルドなどの少額決済の際に実際使われていますが、今回はビットバンクがLNを採用しました。
ビットコインについては、例えば海外での仕送りなどまとまった送金についてはLNを採用する必要は無い(国際送金に比べても通常の送金で十分メリットがある)とは思いますが、日常的に支払うものについてはやはりLNが大きく注目されるものであります。
なので、ビットバンクのアプリからライトニングネットワークで支払いをしたりなどが将来的にもできるようになってくると思います。
【GMOコインがMKRとステーブルコインDAIを上場】
GMOコインは国内大手取引所ですが、海外送金に結構厳しいところと言われています。そこがステーブルコインDAIを採用しました。
DAIはアルゴリズム型のステーブルコインと言われていて、ドルに連動した価格を持っています。
このDAIを採用したことが投資家の大きな話題になっているのは、海外からの送金でメリットが多いためです。
海外で取引している場合、利益確定の際によくドルに連動したステーブルコインを使うため、その際にDAIが役に立つです。またDeFi(分散型金融)などでDAIなどのステーブルコインを預けて金利を受け取ったりもできるため、そのような使い勝手が良いステーブルコインを、直接取引所に送金できるのはやはり従来と比べても使いがってが良くなるのです。
これまでは、バイナンスなどの取引所で一旦国内対応の通貨に交換し、それを国内に送金しすぐに売って日本円に替えるという方法をとっていましたが、どうしても中間に価格変動がある通貨が入るのでやはり手続きが煩雑になっているからです。
また例えば国内のみで取引している人でも、日本円でもっているのを、ドルに連動したDAIでもっていて、海外通貨を持つ、利益確定でDAIに変えていて、円安ドル高でさらに資産を増やす
といった使い方もできるのです。ここ1年足らずで円安ドル高は10%程度の変動があり、もし1000万円のDAIを持っていれば、そのまま円に対して1100万円と100万円プラスになることになりました。
2020年半ばから仮想通貨は大きく値上りをしたので、利益確定をステーブルコインのまま持っていた人は、仮想通貨の利益だけでなく、円安ドル高の恩恵もうけたのです。
今回のことでGMOコインは投資家の注目を集めたと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/86f1077bd631e469c4d7fe0bc562b67a509db6e1
【JPモルガン ビットコインは15万ドルも】
米大手金融機関のJPモルガンがビットコインは将来的に15万ドル(約1600万円)の可能性があると発言しました。
まぁころころ価格を変えるJPモルガンですが、ビットコインETFなどの規制が整うのが1つ節目として1000万円という価格があるのではないかと個人的に思っています。
長期的には5000万円、1億円などの専門家の意見もあっており、ビットコインというデジタル資産が今後既存金融と比べてどのような役割になるか注目されます。
https://forbesjapan.com/articles/detail/45815
【ハッカーはイーサリアムを狙っている?】
「北朝鮮によって窃取された暗号資産の構成は、大きく変化している。ビットコインが占める割合は20%程度に留まり、イーサリアムが58%にのぼった。銘柄の多様化に伴って、ロンダリングも複雑化している。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/64553ba9a472d91137d99465104cbdebfdf697c1
このように以前北朝鮮は隣国の韓国などからビットコインを盗んでいるといったニュースがあっていましたが、最近はイーサリアムが多く盗まれているというニュースが上がっています。
具体的になぜイーサリアムとしてのかというのはもちろん記載がありませんが、個人的には
○ここ数年のパフォーマンスがビットコインと比較してもダントツで高い
○DeFiやNFTなどのユースケースが世界的に普及しており、イーサリアムのエコシステムがより堅固なものになっている
○時価総額がまだビットコインに比べて小さく、まだ値上り率もビットコインより高くなると思われる。
○ビットコインの時価総額を抜くのではないかという専門家の見方が増えてきている
以上の理由です。
他にも色々とあると言われていますが、やはり実需としてのユースケースとしてイーサリアムは非常に魅力的な資産となっているのは間違いありません。
【エルサルバドルの評価が格下げ】
「フィッチはエルサルバドルの格付けを「CCC」と、これまでの「B-」から引き下げた。来年1月が期限のグローバル債8億ドル(約920億円)の支払いを控え「短期債務への依存度拡大で資金調達リスクが高まった」ことも判断に影響したと説明した。
同国のブケレ大統領が自分の電話で公的資金を使ったビットコイン取引を行うなど型破りな政治手法を取っていることで、投資家や格付け会社が同国を見る目は厳しくなっている。」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-10/R72AXNT0G1KX01
エルサルバドルは2021年からビットコインを法定通貨として採用し、積極的に購入をしている国です。
その購入のタイミングをみてもやはり素人とは思えない購入のタイミングでおそらく熟練の投資家がアドバイスをしているのではないかと思うほどです。
しかしながら、このように値幅が大きいビットコインを資産として積極的に採用するエルサルバドルが国際的に格下げとなったニュース。
これまでのようにドルの法定通貨のみとし、IMFの融資に頼り、海外出稼ぎの送金手数料も高い、などといった昔の状況にもどってもおそらく何の改善もないのではないでしょうか。
むしろ国連からの借金で生活する国なんて自立しているとは言えません。
このようなことから、経済的に自立するという観点でビットコインを採用したのは非常に興味深いことだと考えています。
ビットコインが将来価格が大きく上昇した場合、エルサルバドルの資産も大きく増加し、経済的により自立した状態で国がどのようになっていくのか。国民の生活がどのようになっていくのか。そして他の発展途上国はそれをどのように捉えるのか。
個人的に非常に注目をしています。
よろしいですか?