米国株をEPSとPERに分解して考える。そして予想も。
株式
株価はEPSとPERの積である。
それはどこにでも書いてある。でも、それを数値で示し、グラフで示したものを見たことがありますか?少なくとも、日本国内の資料ではないでしょう。
私の記事の特徴は、どこにもない(ちょっと言い過ぎとは思うが)グラフで示すことである。文章よりもビジュアル。がモットーである。
EPSは企業業績そのもので、景気動向で決まる。
PERは、金融状況を反映する。緩和期には高く、引き締め期には低くなる。
P=EPS×PER
であるが、掛け算をグラフで表すのは難しい。
なので、グラフで見るには、対数をとって、
log(p)=log(EPS)+log(PER)
というように足し算にする。
ただ、今のS&P500のEPSは213.3。PERは19.37。 (S&P500は4,131.93)
と、EPSの方が圧倒的に大きいので、グラフにすると両者のバランスが悪い。
よって、グラフにするときは限界的な部分(要は上部部分)を取り出すようにする。
こうして、株価とEPSとPERのイメージ図を作ると、次のようになる。
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よろしいですか?