ユーロ圏の消費者物価
経済情報
日本の物価は、3月データでは、生鮮食品及びエネルギーを除くと下がっている。
日本の物価が上昇しているのは、エネルギー(ガソリン、光熱費など)と食品(輸入穀物など)が主で、それらを除くと上昇していない。
日銀の金融政策の目的は物価の安定である。利上げして原油価格が下がるなら利上げするかもしれない。利上げして円安が止まれば、エネルギーの円価格は多少上昇が鈍くなるだろう。しかし、僅かである。
一方、日本経済の消費は弱い。そんな中で利上げしたらどうなるか? 自動車ローンの金利も上がり、住宅ローンの(変動)金利も上がり、国内経済は下手すれば崩壊だ。
欧州はどうなのだろう?利上げ観測がでているが、インフレ状態は?
総合物価が上昇しているのはわかる。ロシアからのエネルギーまで閉ざされつつあり、光熱費は高騰している。では、エネルギーと食品を除くとどうなのだろう?
日本と違って、上昇している。
ユーロ圏の景気も芳しくないが、利上げの正当な理由はある。
以上のように思うが、ではユーロ圏の過去の物価推移はどうなのだろう?
以下のグラフを参照。
以上
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