米国CPI さらに悪化
経済情報
米国CPI さらに悪化。
物ではなく、人件費をより反映するサービス価格の上昇が激しい。
金融引き締めを肯定するデータだ。
株式相場は、CPIを見て下げた後、反騰。
CPIを吟味して好感したからではない。ショートしていた人の買戻しだろう。
よほど想定外のことでも起きなければ、これだけ下げた後に更に大きく下がるということはない。S&P500は、2022年1月3日の高値4796.56から、5月10日の4001.05まで16.6%も下落している。
事態は改善したわけではなく、さらに悪化しているので、下げトレンドは続いている。
ただ、商品価格は上げどまっている。それに伴い、消費者物価総合や、コアの消費者物価の上昇は、依然高いが、わずかに和らいだ。
そういう意味でも、注目は賃金上昇率だ。
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