三代目一目山人・細田哲生氏が教鞭を振るう『一目均衡表 勉強会』に潜入!!
『一目均衡表』といえば日本を代表するチャート分析のひとつだ。1936年に一目山人氏が考案し、その独自の理論と緻密な分析手法で多くの相場師を魅了。現在ではプロアマを問わず、世界でも多くのトレーダーに愛用されている。
しかし、いっぽうで一目均衡表を正しく理解している人は非常に少ない。特に“時間論”や“波動論”といった一目均衡表を構成する重要な理論を理解せず、先行スパンや雲、遅行スパンといった見た目だけで判断する人が多いのだとか。
これは推測するに、簡易的な入門書や情報サイトで、その使い方を学んだという人が多いからだとも思う。
そういう筆者も佐々木英信氏の『一目均衡表の研究』といういわば一目均衡表のダイジェスト版のような著書を読みかじった程度なので、実にお恥ずかしい限りなのだが…。
そんな筆者が、なんと一目均衡表の正当な後継者である細田哲生氏が催す『一目均衡表 勉強会』へ参加することが許され、潜入することに成功!(まぁHPから参加申し込みできるんですけどね)貴重な体験をさせてもらったのでご紹介したい。
まず勉強会に参加して思ったのは、参加されている人たちが年齢や性別に偏りがないということ。また、遠方から来られる方も多いのだという。それだけ幅広い世代に認知されているということなのだろう。
そしてこの勉強会の最大の特典ともいうべきものが、細田先生が自ら作成したというチャートを記したプリント。ドル円、NYダウ、日経平均、さらに気になった個別株の月足、週足、日足が一目均衡表で分析されているのだ。
つまり、このプリントを元に細田先生がどのように相場を判断したのかを事細かに教えてくれるといのが勉強会の柱。正真正銘日本一の一目均衡表の使い手が、その分析方法を実演してくれるというわけだ。
個人的に参考になったのは時間と基本数値の概念。その重要な数値をチャートに当てはめていくと、過去から未来まで重要な変化日が浮かび上がってくるのだ。しかも、それを紙で見ていると理解度がより深まった気分になるから不思議だ。
勉強会の参加者の中にはチャートを紙に書き起こす人も数人見受けられ、はやり紙にチャートを起こすとその理解度は格段にアップするのだという。
もちろん、そこまでコアな参加者ばかりではないし、雰囲気も実にアットホームなので、何度でも参加したくなる。実際、休憩時間や勉強会終了後にも、細田先生に気軽に質問できる時間もあるので、疑問に思ったところやわからないところもすぐに聞けるのも魅力だ。そうしていけば間違いなくワンランク上、いやそれ以上の相場観を身につけられることだろう。
ちなみに、勉強会の後には参加自由の懇親会も開かれていて、均衡表に対する理解や交流を深めることもできる。
本物の一目均衡表の魅力、そしてその奥深さを体験できる貴重な勉強会。毎月1回のペースで行われていて、開催日は公式ホームページで発表されるので是非チェックしていただきたい。
一目均衡表 公式ホームページ
http://www.ichimokukinkouhyou.jp
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