米 耐久財受注
経済情報
重要経済指標の一つである耐久財受注統計(4月)が発表になった、
コア資本財(国防関連と航空機を除く資本財)の受注状況は好調である。
資本財とは、機械,建物,道具など設備投資関連。
しかし、在庫が増加してきており、出荷の前年比伸び率から在庫の前年比伸び率を引いた出荷在庫バランスは急減している。こういう状態になると、受注、出荷の伸び率は低下に向かう。ただ、下落に向かうまでの期間がどの程度になるかわからない。
結局、足元の設備投資状況は好調、しかし、減速が始まったのもほぼ確実。ただし、減速がどの程度のスピードでおこるかわからない。
ということで、市場は、今回のデータをどのように解釈していいかわからないといったところだろう。ただし、このデータに限って言えば、すぐに景気後退が起こるような状態ではないということだ。
あまり意味のある解説ではないが、一応確認まで。
×
よろしいですか?