「見える化インジケータ」の活用(その47)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でCADCHFを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、NewYork版を使いました。
上半分は、CADCHFの15分足チャートです。上半分の赤色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。赤色太線のグラフがCADCHFに相当します。
木曜日に大きく下げています。ストンと急落した後も、ズルズルと下げを継続したので、急落後に売りポジションを建てても約130PIPSの利益が得られました。
この急落は、一体何だったのか、後で調べてみたら、6月16日(木)16:30に「SNB政策金利&声明発表」がありました。それでCHFが大きく動いたのですね。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
先週はなぜか「28CP Best Select インジケータ」からのアラートが出ませんでした。VPSが停止している。MT4が落ちている。設定ミスなどの原因も考えましたが、VPSは稼働しているし、MT4も走っている。設定については特に触っていないので、原因はわかりません。単にアラートの条件を満たさなかっただけかもしれません。
週の途中の画面コピーデータが無いので、週末の画面コピーを表示します。
Total数値で降順に並べ替えしています。
目立つのは、一番下の行のGBPNZDでしょうか、[M15]から[H4]までが全て赤色表示になっています。
では、GBPNZDの1週間のチャートを見てみましょう。
木曜日20時、イギリス中央銀行の政策金利発表により大きく上下に振れています。
政策金利が1.25%に引き上げられ、2009年以来の高水準になったとのことです。
一般論で言えば、金利を引き上げることによりGBPが強くなるので、GBPNZDは上昇するはずですが、週末には金利引き上げ効果が薄れ、なんとなく下げ基調になっているようにすら見えます。
「28CP Best Select インジケータ」は、このような動きにも敏感に反応します。GBPNZDは長期足では下げ基調です。日足をみても2月からずっと下げています。政策金利の引き上げ発表により、短期足[M5」だけ、青色表示になりましたが、これが長期足まで波及するようには思えないです。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
ほぼ一直線に伸びてきましたが、さすがに前回高値から700PIPS以上も伸びてきたので、頭打ちになりました。
この間、通貨としての円が大幅に安くなっていたので、その影響によるEURJPY高になったということもあります。今後も円安の程度に影響されると思いますが、今のところ円安傾向がやや収まっているので、上値を抑えられている状態です。
大きなN字を描いています。今後の動向についてですが、今後も円安が継続しそうですので、円が安くなればさらに上に伸びて行くと思います。
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