仮想通貨相場分析【6月28日】
仮想通貨実践投資記事 6月28日
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 286万円(2%)
イーサリアム 166000円(8%)
バイナンスコイン 33000円(10%)
リップル47円(8%)
ソラナ 5300円(10%)
カルダノ 67円(0%)
ポルカドット 1060円(0%)
Avalanche 2600円(15%)
ユニスワップ720円(27%)
ICP 799円(2%)
ビットコインは先週の290万円から1週間でほぼ同水準の価格で推移をしています。
ビットコインチャート
ビットコインは赤枠で囲ったゾーンでレンジ相場となっているようです。
日足チャートでは過去のローソク足が見えないので、週足に切り替えてみてみます。
ビットコイン週足チャート
週足になると現在ビットコインがキーポイントとなっているのは。
◯200日移動平均線上(ゾーン)にある。
◯2万ドルの節目が意識
◯2017年の最高価格(赤丸)上にある
というかなりの重要な局面の価格にあると言えます。
ここをもし下に割ると感覚としては2018年から2020年前半までの水準の価格帯に落ちるのかもしれません。
だから今現状でビットコインの価格が2万ドルという節目で特に意識されているのではないでしょうか。
そして注目したいのはこの200日移動平均線はこれまでのビットコインの価格で一度も大きく下に抜けていないということ。
チャート上でみるとやや下抜けしていますが、価格がレンジ相場になっているため、200日移動平均線を完全に下に抜けたとは言えないと思います。(どちらかというと2万ドルで反発している)
テクニカル的にはこのような感じだと思いますが、世界経済が不透明な中、色々な想定をして複数の選択肢を持っておくというのも重要かと思います。
【コインベースの評価】
先日から大量の職員の解雇を発表した米大手仮想通貨取引所のコインベース。
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「ゴールドマン・サックス・グループのアナリストは、米最大の暗号資産(仮想通貨)交換業者コインベース・グローバルの投資判断を「売り」に引き下げた。
コインベースの株価は27日、11%安の55.96ドルで終了。年初からの下落率は78%に達した。
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と以上のようなニュースがでています。
やはりこれらの企業の株価は、マイクロストラテジーも含めてビットコインの価格と連動しているところがあるのではないでしょうか。
仮想通貨市場が冬に到来したと実感できるニュースです。
ただコインベースもこのようなリストラを経験し、相場の下落時にはどのように対応するのかというのを平常時に学ぶ頃ができるのではないでしょうか。
そしてそれだけ2020年から2021年にかけての上昇相場はコインベース自体の仕事も大きく押し上げてきたといえます。
【シンガポールのヘッジファンドが債務不履行】
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暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームVoyager Digitalは27日、シンガポールの仮想通貨ヘッジファンド「Three Arrows Capital」に対し、債務不履行通知を発行したことを発表した。
同社はテラのプロジェクトに、トークンセールを通して約270億円(2億ドル)出資。その後、ステーブルコインのUST(現USTC)やLUNAトークン(現LUNC)の暴落には耐えられたものの、ビットコインやイーサリアム(ETH)などの価格にも影響が波及したことで、同社の負担が大きくなったと説明している。https://coinpost.jp/?p=362985
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現在仮想通貨関連企業で話題になっているニュースがこちら。今回の仮想通貨市場の暴落の大きな要因の一つとなったテラファンデーションの仮想通貨USDTのLUNAの影響を受けているということです。
今回の件ではファンドのアラメダ(FTXに関連)が融資しているようですね。
このような企業への影響は目に見えているだけはなく、ほかにも影響が広がってそうです。しかしながらリーマンショックでも同じように、経済はつながっているためある程度はこのようなことは避けられないとも言えます。
【仮想通貨市場への有識者の声】
ここでコインポストから市場への有識者の声をまとめまています。
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FTX:Sam Bankman=Fried CEO
今回の下落相場は、仮想通貨だけではなく、金融市場全体が影響を及ぼしている。
今後3~6ヶ月以内に何をするかが大事になるだろう。相場の上下に関わらず、継続して良いプロダクトを開発していくことが重要だ。
FTXは、規制当局と良い関係を構築しながら、より良いプロダクトを提供していく。
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FTX.US:Brett Harrison社長
価格自体は下落しているものの、これまでの弱気相場と比較しても、機関投資家やベンチャーキャピタル(VC)の関心は衰えていない。
このような動きは長期的にはポジティブと捉えており、企業が継続して発展し続ければ、仮想通貨の”秋”はすぐに切り抜けられるはずだ。
弱気相場を脱却するカギは、より多くの人々が”長期的な価値”を理解して、人材やテクノロジーに投資することだと思う。私たちは、今後も投資への姿勢を変更するつもりはない。
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NEAR財団:Marieke Flament CEO
確かに「弱気相場」にあるとは思うが、過去の歴史でも何度も起こったことで底は近いと考えている。ただ、マクロ的に見ればさらに悪化する可能性もある。
また業界全体で見ても、a16zやkatie haunのような仮想通貨業界に投資しているVCやファンドは出資を継続している。弱気相場が長引いた場合、現状のような評価額での資金調達が続くことは考えにくいが、業界に多くの資本が流入することは、長期的には才能ある人材の誘致にもつながる。
それと同時に、起業家達にただ資金を投げるだけではなく、適切な資金繰りを徹底し、より洗練されたビジネスモデルを実践することが重要だ。
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DeFy Trends Imge:Su Cetin CEO
私たちのプラットフォームでツイッターやレディット、YouTubeなどに寄せられたSNSコメントを調査した結果、相場に対する恐怖感が投資家のセンチメントとして強いことが確認された。
DeFiの活用方法についても、極端に高APR(年換算利回り)のものに魅了され、ステーキングして放置するのではなく、高い還元率の報酬プールの資金は一体どこから来ているのか、しっかりリスク調査する必要があることが教訓となった。
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FTX.US:Brett Harrison社長
NFT取引は、長期目線で見るとリアルな仮想体験が可能になる目標の前段階に過ぎない。旧フェイスブックはメタへと社名変更し、同社の企業路線はメタバースに焦点を置く体制へとシフトした。
短期的な価格変動があっても、この事実は変わらない。いくつかの店舗もデジタルな格好で店先を展開し、ゲーム会社は仮想通貨を利用したメタバース体験を構築している。
現時点では開発中なもの多く、今後も期待したい。
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これらは仮想通貨関連企業の方の有識者なので、ポジティブな意見を言われています。(当然ですが)
価格に対してはやはりこのまま下がったままで、推移をしていくことが意見から感じられます。
またそういった中でもプロダクトは進んでおり、次のチャンスはやってくるという見方をしている人がほとんどでしょう。
価格だけでなくそういった目線で投資家は次の波にどう乗っていくのかということが重要だと感じます。
よろしいですか?