「見える化インジケータ」の活用(その49)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でEURAUDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、EURAUDの15分足チャートです。上半分の青色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。赤色太線のグラフがEURAUDに相当します。
金曜日にEURAUDが他のグラフ群を抜けてトップに出てきたので、買いでエントリーします。その日の午後にはグラフが横になってきたので、決済します。約190PIPSの利益が得られました。
同時刻に、AUDJPYとNZDJPYが、どちらも下向きに広がっていますので、こちらを売りでエントリーしても良かったです。AUDJPYなら約200PIPS程度の利益になりました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は2022年6月29日20:13に画面コピーしたものです。
Total数値で降順に並べ替えしています。
一番上の行にあるCHFJPYが、[M5]、[M15]、[M30]、[H1]、[H4]、[D1]、[Total]の全てが水色表示になっています。しかもTotal数値が5196.46にもなっています!
CHFJPYが最も強い上昇トレンドにあることを示しています。
では、CHFJPYのチャートを見てみましょう。
図は、CHFJPYの15分足のチャートです。赤矢印が画面コピーしたポイントです。ダブルトップを形成し、以後は下降に向かいました。残念ながら、僅か15PIPS程度の少額の利益か、損切になってしまいました。なぜこのようになったかを検証するには、やはり上位足の環境認識が必要になってきます。
では、4時間足チャートを見てみましょう。
上の図は、CHFJPYの4時間足チャートです。チャートを見ると、丁度、エリオット波動の第5波が終わったポイントであることが分かります。さすがに、これ以降は上に伸びにくい、上に伸びないでしょう。
インジケータの示す数値だけを鵜呑みにしないで、面倒でも、上位足による環境認識を行った上で、トレードを行うことが必要です。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
大きなN字が完成しました。
今後の動向についてですが、やはり今後も円安が継続しそうですので、さらに上に伸びて行く可能性が高いと思います。
円安傾向が続くので上に伸びるかなと考えたのですが、上値を抑えられています。見方によっては、大きな逆三尊のチャートパターンになっています。チャート的には下目線ということになります。
そこで、新しく開発した「通貨強弱インジケータ」を参照することにしました。
下の図は、日足に導入した「8CP通貨強弱見える化インジケータ」です。
EURのグラフはやや下向きに、JPYのグラフはやや上向きになっているので、EURJPYは、大局的に下方向に向かうであろうということが予測できます。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」は、Gogojungleで販売中ですので、ご興味のある方は、販売ページをご覧ください。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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