米 消費者物価と政策金利
経済情報
米国、7月13日CPI発表後の債券、株式相場を見ていると、市場は今後の展開がわかっていないということがわかる。
しかし、利上げ⇒マイルドな景気後退⇒求人減少&賃金上昇率低下⇒物価沈静化 がわりとたやすく起こると期待しているようだ。
結局、市場は今後の展開がわからないので、短期的なポジション調整を繰り返しながら進んでいっている。
(1)今次局面で、FFレートのピークが何%になるか? わかっていない。
(2)FFレートがコアCPI上昇率より低い水準になっているのはリーマンショック後であって、それまでは FFレート>コアCPI上昇率 だった。これからはどうなるのか?
(3)FRBが最も恐れているのは70年代の展開だ。CPIを完全に抑え込めないと、どこまでも上昇していく。そういうことにならないのか?
×
よろしいですか?