「見える化インジケータ」の活用(その52)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でAUDUSDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、AUDUSDの15分足チャートです。上半分の青色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。水色太線のグラフがAUDUSDに相当します。
AUDUSDは、19日(火)の10:30(JST)に突然上に飛び抜けてきました。この理由として考えられるのは、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が公表した7月理事会の議事要旨によるものと考えられます。第2四半期の豪消費者物価指数(CPI)は7月27日(水)に発表される予定ですが、これによりAUDUSDがさらに変動するかもしれません。
火曜日にAUDUSDを買いエントリ―すれば、約90PIPSの利益になりました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は2022年7月22日17:54に画面コピーしたものです。
Total数値で降順に並べ替えしています。
数字の色がバラバラで纏まっておらず、トレンドが発生している状態ではありません。
条件を満たした場合に自動でスクリーンショットを撮影してファイルとして記録するようにプログラムを組んであるのですが、今週は一度も条件を満たさなかったようです。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
逆三尊のチャートパターンを作ってから上に上げてきました。
今後の円安傾向を考えると、下値は重いでしょう。
通貨強弱についてもチェックしてみます。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」の日足チャートです。
相変わらず、USDが最も強い通貨で、JPYが最も弱い通貨になっています。方向性としては、AUD、NZD、CHF、CADが上げ方向、JPY、GBP、USD、EURが下げ方向です。EURとJPYを比べた場合に、EURの下げが強いので、通貨強弱的には、EURJPYは下落方向に進むと見ることができます。
以上から、EURJPYはやや下落に向かうのではないかと考えられます。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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