「見える化インジケータ」の活用(その54)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でAUDJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、AUDJPYの15分足チャートです。上半分の赤色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。緑色太線のグラフがAUDJPYに相当します。
月曜日から火曜日まで売り、水曜日から木曜日まで買いのポジションを持てば、それぞれ約220PIPSと約90PIPS(合計310PIPS)の利益になりました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は2022年8月1日19:02に画面コピー(自動スクリーンショット撮影)したものです。
Total数値で降順に並べ替えしています。
一番下の行のUSDJPYは、全数字が赤になっていて、しかもTotal数値が-5808.23にもなっています。大きな下降トレンドが発生していることを示しています。では、USDチャートを見てみましょう。下の図は、USDJPYの15分足チャートです。
赤矢印でスクリーンショットを自動撮影しました。下降トレンドの真最中にあり、翌日まで売りポジションを保持していれば、約155PIPSの利益が取れました。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
相変わらず、USDが最も強い通貨で、JPYが最も弱い通貨になっています。方向性としては、EURが下げ方向、JPYは上げ方向です。結果として通貨強弱的には、EURJPYは下落方向に進むと見ることができます。
以上から、EURJPYはさらに下落に向かうのではないかと考えられます。
通貨強弱の方向性からEURJPYは下落するのではないかと考えました。月曜日と火曜日はその通りに下落しましたが、その後、反転上昇してきました。長期足のサポートラインに当たっての反転です。やはり長期足の意識された水平線は無視できないということでしょう。チャート的には、既に上目線になっています。
前回は、日足の通貨強弱チャートで検討しましたが、今回は4時間足の通貨強弱チャートを参照することにします。一週間の動きを見るには、4時間足チャートの方が適切かもしれません。
8月2日からJPYが下落し、EURは上昇しています。結果としてEURJPYは上げということになるわけです。4時間足通貨強弱チャートで見る限り、最も強い通貨がJPYで最も弱い通貨がEURです。両者は拡散から収束に向かっているので、EURJPYを買えば良いという結論になるわけです。
相場は刻一刻と変化しているので、確定的に予測するのはとても難しいです。未来は予測不可能であると言っても良いくらいです。しかし、通貨強弱インジケータを見る限りにおいて、今なら、EURJPYとUSDJPYを買うのが最適な選択であることを教えてくれるのです。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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