「見える化インジケータ」の活用(その56)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でGBPUSDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、London版を使いました。
上半分は、GBPUSDの15分足チャートです。上半分の赤色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。黄色太線のグラフがGBPUSDに相当します。
水曜日に「8CP見える化インジケータ」のGBPUSDグラフが、他のグラフ群を抜けて、最も下の位置になりました。ここで売りポジションを建てて、2日間保持した後、週末に決済すれば、約250PIPSの利益が得られました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
今週は、アラートが全く発生しませんでした。当然ながら、自動スクリーンショット撮影が作動せず、自動では画面コピーが残っていません。
そこで、手動で2022年8月17日14:41に画面コピーを取りました。
Total数値で降順に並べ替えしていますが、数字の色が全く揃っていません。Total数値の絶対値も小さくなっています。
いわゆる「夏枯れ相場」という状態にあるので、トレードをしないというのが正しい選択です。
でも、「どうしてもトレードがしたい!」というトレーダーの方向けに、Best Selectインジケータを精査して使ってみるという選択肢もご紹介します。
下の図は、2022年8月17日17:07のスクリーンショットです。
[M5]で昇順に並べ替えています。一番上の行にあるNZDUSDを見てください。[M5][M15][M30]が赤色表示で、[H1]が黄色表示です。[H1]が赤色表示ではないので、アラートの出現条件を満たしていません。しかし短期足3本が赤色表示で、下降トレンドの発生を示しているので、短期的なら売り仕掛けもありでしょう。
では、NZDUSDのチャートを見てみましょう。
下向きの赤矢印がスクリーンショットを撮影した位置です。全体的に下降トレンド途中にあり、偶然にもスクリーンショット撮影位置で直近安値を割り込んでいます。但し、4時間足で引いたレジスタンスラインが近くにあるので、利益が出たら早めの決済というスタンスが必要でしょう。
水曜日に売りエントリーして、週末決済すれば、約150PIPSの利益が得られました。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
月曜日から水曜日の前半まで、上げ方向に推移しました。水曜日に一旦下げて、現在は揉み合い状態のようです。チャート的にはやや弱含みでしょう。
EURとJPYの傾きを比べてみると、EURの方がやや傾きが強いようです。結果として、EURJPYはやや下向きに推移するであろうと予想されます。
月曜日から火曜日の早朝までで、約180PIPS程度下げました。その後は、反転して上昇に転じています。
次に4時間足の通貨強弱チャートを参照してみます。
通貨強弱的には、JPYがEURよりも上にあるのでJPY>EURです。グラフの傾きや方向性を見ると、JPYが下向きに、EURはやや上向きになっています。結果としてEURJPYの通貨ペアは上昇することになります。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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