「見える化インジケータ」の活用(その58)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でEURAUDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、EURAUDの15分足チャートです。上半分の青色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。赤色のグラフがEURAUDに相当します。
水曜日の夜に「8CP見える化インジケータ」のEURAUDグラフが、他のグラフ群に対して上に抜けてきました。ここで買いポジションを建てて、翌日に決済すれば、約150PIPSの利益が得られました。「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置からの買いでも、利益になりました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2022年8月30日18:04のスクリーンショットです。
Total数値で降順に並べ替えしています。一番上の行にあるAUDCHFが、[M5]、
[M15]、[M30]、[H1]、[D1]、[Total]で水色になっています。[H4]も青系の表示色になっており、Totalの数値も4061.88となっているので、AUDCHFに強い上昇トレンドが発生していることが読み取れます。
では、AUDCHFのチャートを見てみましょう。
下向きの赤矢印がスクリーンショットを撮影した位置です。赤矢印の位置から急騰しています。約70PIPSの利益が得られました。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
通貨強弱グラフの方向が、今後もその通りに継続するという保証はないのですが、方向性としては、JPYが水平、EURが上昇なので、EURJPYは上げるということになります。
月曜日からガンガン上げてきました。先週の予測通りの結果になりました。
次に4時間足の通貨強弱チャートを参照してみます。
先週末までは、4時間足で見て最も弱い通貨がEURでした。しかし、今週に入ってから、EURがどんどん強くなり、グラフの傾きも急角度で上昇してきました。週の後半からは、上昇の角度が鈍っています。
4時間足で通貨強弱のグラフを見ると、最も強い通貨がUSD、最も弱い通貨がGBPとなっています。EURとJPYは、下降方向に向かっています。EURとJPYを比べると、強度はEUR>JPYですが、ほんの少しだけEURの角度がJPYよりも下向きです。急角度で上昇してきたEURJPYですが、さすがに上昇速度は鈍ってきたようです。
EURJPYの4時間足のチャートを見てみましょう。下半分が「8CP見える化インジケータ」のLondon版で表示したものです。ピンク色の太線がEURJPYのグラフです。
直近安値から既に500PIPS以上も上昇してきたので、やや上値が重くなっているようです。上昇余地はまだありますが、今後のシナリオとしては、上昇を試みるものの、伸び悩みといったところでしょうか。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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