「見える化インジケータ」の活用(その60)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でNZDUSDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、NZDUSDの15分足チャートです。上半分の赤色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。水色太線のグラフがNZDUSDに相当します。
火曜日に「8CP見える化インジケータ」のNZDUSDのグラフが、他のグラフ群に対して下に抜けてきました。ここで売りポジションを建て、週末に決済したとすれば、約70pipsの利益が得られました。「28通貨ペア一覧インジケータ」も、ほぼ同じ位置でアラートサインを出しています。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2022年9月13日22:00のスクリーンショットです。
Total数値で降順に並べ替えしています。一番上の行にあるUSDJPYが、[M5]、[M15]、[M30]、[H1]、[H4]、[Total]が水色になっています。[D1]も紫色で、Totalの数値が6812.70と大きくなっているので、USDJPYに強い上昇トレンドが発生していることが読み取れます。
では、USDJPYのチャートを見てみましょう。
上向きの赤矢印がスクリーンショットを撮影した位置です。赤矢印の位置で、極端にレートが跳ね上がっていますが、これは、米国の消費者物価指数の発表によるものです。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURは、JPYより上に位置していますが、下向きの角度がJPYよりも急になっています。今後の動向としては、EURJPYはやや下げ方向に向かうものと考えられます。
通貨強弱グラフで予測した通り、やや下げてきました。
4時間足の通貨強弱チャートを参照してみます。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。最も弱かったJPYですが、やや上向きになってきました。一方EURは、JPYより上に位置していて、少しだけ上向きになっています。上向きの角度がJPY>EURなので、今後の動向としては、EURJPYはやや下げ方向に向かうものと考えられます。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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