「見える化インジケータ」の活用(その61)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でEURGBPを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、London版を使いました。
上半分は、EURGBPの15分足チャートです。上半分の水色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」です。水色のグラフがEURGBPに相当します。
金曜日に「8CP見える化インジケータ」のEURGBPのグラフが、他のグラフ群に対して上に抜けてきました。ここで買いポジションを建て、週末に決済したとすれば、約220pipsの利益が得られました。「28通貨ペア一覧インジケータ」も、ほぼ同じ位置でアラートサインを出しています。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2022年9月22日17:33のスクリーンショットです。
Total数値で降順に並べ替えしています。一番下の行にあるCHFJPYが、[M5]、
[M15]、[M30]、[H1]、[H4]、[Total]が全て赤色になっています。[D1]だけ緑色ですが、Totalの数値が-10251.41と異常な値になっています。CHFJPYにとてつもなく強い下降トレンドが発生していることが読み取れます。
では、CHFJPYのチャートを見てみましょう。
上向きの赤矢印がスクリーンショットを撮影した位置です。赤矢印の位置で、極端に(700pips以上も)レートが動いています。これは、日本が為替介入した影響によるものです。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
上向きの角度がJPY>EURなので、今後の動向としては、EURJPYはやや下げ方向に向かうものと考えられます。
しっかり下げてきました。
4時間足の通貨強弱チャートを参照してみます。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。為替介入により、JPYが折線をつけて急角度で上昇しました。一方EURは、下降に向かっています。この結果、EURJPYが大きく下げてきたわけです。
今後、為替介入の影響がどこまで続くか不明ですが、暫くの間は通貨強弱からみても、JPYがEURより上になりそうです。ただ、根本的な円安傾向の流れは、少々の為替介入では、止められないのではないかと思います。
EURJPYは、当面は下目線ですが、円安によっては、上方向に転じることになるでしょう。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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