仮想通貨相場分析【9月20日】
仮想通貨実践投資記事 9月20日
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2020年の大手メルマガサイトの
まぐまぐでメルマガ大賞が発表され
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※現在まぐまぐの配信は終了し
この記事に移行しております。
【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 275万円(-13%)
イーサリアム 193000円(-20%)
バイナンスコイン 38700円(-7.5%)
リップル55円(9%)
ソラナ 4600円(-13%)
カルダノ 64円(-10%)
ポルカドット 902円(-17%)
Avalanche 2400円(-20%)
ユニスワップ778円(-3%)
ICP 861円(-12%)
ビットコインは先週290万円の価格から下落し270万円の水準となっています。
ビットコイン日足チャート(ドル)
日足チャートでは6月から短期で安値を小刻みに切り上げ徐々に価格上昇をしていましたが、8月19日から20日にかけて大きな下落調整があり、現在の価格となっています。
先週からビットコインが米国の利上げのニュースに反応し、大きく下落、2022年の最安値の価格水準まで落ちています。
チャート上での赤線にかこまれたレンジ相場内ではありますが、節目価格である2万ドルは下に割りました。
今現状で意識されている価格が今年6月の最安値なので、これを下に割るかどうかが注目されるポイントです。
先週アメリカの利上げが継続する旨のニュースがあり、それが予想外であったことから仮想通貨市場全体が下落しました。
米ゴールドマン・サックスは当初今頃は円高に傾くと予想を立てていましたが、今回の利上げ継続のニュースで更に金融市場については痛みが伴いそうです。
週足チャートについては引き続き以下のような分析です。
週足チャート
・2017年末バブルの最高価格からは反発し、短期で右肩上がりで上昇してきているが、6月の安値水準まで下落
・200日移動平均線(オレンジの線)を下回る
という状況となっています。
チャート上で2021年のビットコイン最高価格から引いた赤線を見てみます。
ちょうどこれまでの価格の高値にラインを引くことができ、赤線で囲まれた三角部分から価格がどちらに抜けるかというのが注目ポイントと言えます。
今後利上げ継続で、6月の最安値を下に割るかが注目と言えます。
物理資産よりビットコインの方がいい?(マイケル・セーラー氏)
マイケルセーラー氏はマイクロストラテジー社の会長で、マイクロストラテジーはビットコイン保有企業でも知られています。
セーラー氏が土地やゴールドなどの物理資産よりビットコインの方が良いという見解を出したニュースが出ています。
概要をまとめると
●金や土地などの物理資産は地理的な境界がネックとなり、ビットコインは世界中で簡単に取引をすることができる
●世界的な地政学的な緊張(戦争など)で資産を保全する際の大きな役割を果たす。
●ビットコインが誕生してから13年ネットワークが一度もハッキングされておらず、ネットワークも分散化(中央集権的ではない)されている。
以上の理由です。
この辺は以前ご紹介した、ビットメックスのアーサーが書いた戦争とビットコインに関係する内容とある程度似ています。
確かに地政学的な緊張つまり、戦争が発生すると何よりも国が優先され、資産が没収されたり、戦争のために資産を使わないといけなくなったりと権力が及んできますが、その際に以下に資産を守っていくのかというところがビットコインの特性としたあるからです。
仮想通貨取引所でビットコインを保有している人や、個人用のウォレットで保有している人もいます。
個人用のウォレットは、USBタイプのものがあります、別にそれをなくしても盗まれてもビットコインが盗まれるわけではありません。
だからビットコインは物理的ではないです。
ウォレットを復元する暗号さえしっかりと管理しておけば、世界中どこでもインターネットがつながるところであれば取引をすることができるということです。
参考記事
イーサリアムがマージ後に下落
先週15日にイーサリアムが念願の大型アップグレードであるマージをおこなりました。
POWからPOSへと仕様を変更し、それがダウンタイムなくスムーズに行っています。
これは数年前から念願だったことですが、マージ後イーサリアムの価格は20%近くも減少しています。
イーサリアムチャート
イーサリアムがPOSへと以降したことで、今後機関投資家がステーキング(イーサリアムを預けて金利を得る)ということが注目されており、これが米証券取引委員会(SEC)によると証券の可能性があるということです。
証券と認定されると証券法の適用を受けることになりますが、SECは以前からビットコインとイーサリアムについては証券ではないと明言していましたが、今回のマージについてはこのような見解を出しているということです。
価格が下がったからとか個人的には特に気にすることがなく、スムーズにPOSに以降したことが本当にすごいと感じています。
POS以降でイーサリアムについてはステーキングの増加、そして発行量の制限という特徴がでています。つまり、、、(詳しくは有料部分で解説)
イーサリアムはより合理的な仕組みという観点から今回POSに以降していますし、今後L2をはじめとするエコシステムが大きく成長していくのではないかと個人的に感じています。
このような流れからどこにチャンスがあるのかという視点を持ちつつ次の流れを見ていくといいのではないでしょうか。
よろしいですか?