仮想通貨相場分析【10月4日】
仮想通貨実践投資記事 10月4日
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 290万円(4%)
イーサリアム 195000円(1.2%)
バイナンスコイン 42000円(6%)
リップル67円(0.4%)
ソラナ 4800円(-0.5%)
カルダノ 62円(-%)
ポルカドット 930円(+1%)
Avalanche 2500円(-1%)
ユニスワップ970円(13%)
ビットコインは先週270万円から直近で上昇し、290万円の水準で推移をしています。
ビットコイン日足チャート(ドル)
日足チャートでは大きく下落した6月から短期で安値を小刻みに切り上げ徐々に価格上昇をしていましたが、8月19日から20日にかけて大きな下落調整があり、現在の価格となっています。
6月からのレンジ相場内(赤の水平線で囲まれたところ)で相変わらず推移しているビットコイン。
直近の上昇では、一つの要因として国連機関が金利を大きく上げ引き締めを行っている中央銀行に景気後退のリスクがあると警告したことが一つの引き金となったと言われています。
といっても微々たる上昇ではありますが。
レンジ相場内で推移をしているビットコインですが、ここ最近はレンジ相場内でも下方で推移をしている状況です。
週足チャートについては引き続き以下のような分析です。
週足チャート
・2017年末バブルの最高価格からは反発し、短期で右肩上がりで上昇してきているが、6月の安値水準まで下落
・200日移動平均線(オレンジの線)を下回る
という状況となっています。
状況的には先週と変わらない状況です。
昨年の高値からの赤線と水平の赤線で囲まれたところに価格が収束している状況と言えます。
UNCTAD(国連)、「軽率な」金融政策に絡む景気後退リスクを警告
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国連貿易開発会議(UNCTAD)は3日、世界各国の金融政策に絡む世界的な景気後退リスクに警鐘を鳴らし、とりわけ途上国に深刻な影響が及ぶ恐れがあるとして「軌道を修正するよう」呼びかけた。
UNCTADは年次報告書と共に発表した声明で「過度の金融引き締めが(一部の国に)停滞や経済不安の時期をもたらす恐れがある」とし、「中央銀行が金利上昇に依存し、景気後退を招くことなく物価を押し下げることができるという確信は軽率な賭け」という認識を示した。
「インフレを低下させるために一つの手段のみを使用することを望めば、世界全体を減速させ、景気後退に追い込むという可能性につながる」と強調
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https://jp.reuters.com/article/un-trade-idJPKBN2QY1UU
以上国連機関からのニュースを受けて仮想通貨市場が少し反発をしている状況です。
金利については米国が先週から金利引き上げを継続する旨を発表したことから仮想通貨市場はさらに下落する場面が起こっていますが、ここにきて国連機関より金利の一方的な引き上げに懸念する声がでています。
ロバート・キヨサキ氏、米ドルの急騰でビットコインを「買い時」と主張
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実業家で『金持ち父さん貧乏父さん』のベストセラー作家であるロバート・キヨサキ氏は、米ドルの高騰と利上げが続く中で、ビットコイン(BTC)、銀、金を「買い時」であると主張した。
10月2日、210万人のフォロワーに向けたツイッターの投稿で、キヨサキ氏は、「安全資産」とも呼ばれるこの3商品の価格は、米ドルの上昇とともに下がり続け、「FEDがピボット」して金利を下げればその価値が証明されると指摘した。
この「ピボット」は早ければ2023年1月に起こり、最近暴落した英ポンドと同じように米ドルが「暴落」すると予測した。
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ロバートキヨサキ氏は以前からビットコインやゴールド、シルバーなどの資産について目を向ける必要があると発言していた人です。(ニュースでは2020年からとあるが、もっと前から発言をしている)
このニュースでもキーポイントとして金利について焦点があがっており、その引き下げのタイミングで仮想通貨のような金融資産が反発する可能性がある。またそのまでに大きな暴落の可能性もあるという見方をしています。
ビットコインについては無制限に発行できる紙幣とは違い、2100万枚という発行制限があり、4年に1度の半減期ごとに発行枚数が減っていく仕組みとなっています。
なのでそもそもが価値が上がる仕組みとして設計されている通貨です。
また政府に管理をされていないという視点もキヨサキ氏は注目しており、ビットコインを「人々の通貨」という見方をしています。
皮肉な話として政府の通貨が信頼されなくなるといういうことはビットコインの価値がさらに上がるということだと思います。
ビットコイン、長期保有者「今後の嵐」に備える-小口投資家は様子見
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暗号資産(仮想通貨)投資家は最近の相場低迷でも元気付けられることがある。7-9月(第3四半期)に他のあらゆる資産クラスよりよく持ちこたえたことだ。ただ底値を探る動きが続いている。長期保有者はさらに痛手があるとの見方にしがみつき、小口投資家はなおも様子見姿勢だ。
グラスノードによると、「成熟したコイン」建ての資産は過去最高水準にあるが、市場混乱で長期投資家はそれを使おうとしていないことがその背景にある。何があっても手放さない「HODL」投資家層はなお「不動」で、「今後の嵐」に備えているのではないかという。
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「価格全般が改善する必要があり、そうなれば小口投資家の気分は再び高揚するだろう。レンジ相場に陥っており、今は間違いなくそういった状況ではない」とし、「横ばいのレンジから抜け出せない相場ほど個人投資家をうんざりさせるものはない」と指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-03/RJ5KG7DWRGG001
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このブルームバーグのニュースでは長期投資家が今後の暴落の局面に備えているという見方をしています。(ロバートキヨサキ氏の視点と近い)
これは今後の下落に耐えるということ、そしてそれをチャンスと見ている投資家様々ではないかと思います。
テスラが今年になりビットコインを一部売却したのもキャッシュポジションを増やし今後の景気後退に対して備えるものと言われています。
現在レンジ相場で推移をしていますが、いつかどこかの段階で動くときがきます。
今後どちらの場面も想定し、どのような投資行動(もしくは何もしない)をする必要があるのかを考えておくことが重要ではないでしょうか。
仮想通貨のボラティリティ(値幅)に耐えることも容易ではありませんが、長期的な視点を養いつつ相場に臨みたいものです。
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(本記事は2016年から配信をしております)
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