「見える化インジケータ」の活用(その73)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でEURAUD描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、EURAUDの15分足チャートです。上半分の水色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。赤色のグラフがEURAUDに相当します。
EURAUDのグラフが、他のグラフ群を上抜けしたところで買い、EURAUDのグラフの上昇が止まったら決済します。約280pipsの利益になりました。買いエントリーした位置は、ちょうど、直近高値を上抜けした場所にもなっています。上昇トレンドの最も美味しいところを、無理なく獲ることができました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2022年12月13日22:30(JST) のスクリーンショットです。
Total数値で降順に並べ替えしています。最下行のUSDJPYが、[M5]、[M15]、[M30]、[H1]、「D1」、[Total]で赤色表示になっていて、Total数値も-7346.74とマイナス数値が大きくなっています。USDJPYに大きな下降トレンドが発生していることを示しています。
上の行にあるNZDUSDは、全て青色系の表示色になっていて、Total数値が7157.67となっています。NZDUSDに上昇トレンドが発生していることが読み取れます。
では、USDJPYのチャートを見てみましょう。
次にNZDUSDのチャートを見てみましょう。
12月13日の22:30(JST)に、USDJPYは下降し、NZDUSDは急騰しています。これは、指標発表(米国:消費者物価指数)によるものです。これにより、ドル円は2円以上も下落しました。
いままで急激なインフレに悩まされていた米国ですが、
消費者物価指数が予想よりも下回る → インフレが弱まる → FRBが利上げを止める → 金利が低下 → ドル円が下落
「風が吹くと桶屋が儲かる」みたいな流れで、ドル円が下落しました。しかし、2日後には、元の水準に戻しています。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
JPYの方が下向き傾向が強いので、EURJPYはやや上向きになるのではないかと考えます。
しっかり上がってきました。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYは上に、EURも上向きですが、JPYに比べて弱い上向きです。EURJPYは、やや下向き傾向になると思います。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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