「見える化インジケータ」の活用(その74)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でAUDJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、AUDJPYの15分足チャートです。上半分の赤色矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。緑色のグラフがAUDJPYに相当します。
AUDJPYのグラフが、他のグラフ群を下抜けしたところで売り、AUDJPYのグラフの下降が止まったら決済します。約180pipsの利益になりました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
先週は、サーバーエラーでインジケータの自動スクリーンショットが撮影できていませんでした。代わりに、週末のスクリーンショットを掲載します。
下の図は、2022年12月23日週末 のスクリーンショットです。
週末なので、目立ったトレンドは発生していません。このような相場では、トレードをしないのが一番です。
3. 昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
JPYは上に、EURも上向きですが、JPYに比べて弱い上向きです。EURJPYは、やや下向き傾向になると思います。
12月20日(火)にズドーンと落ちているのは、日銀政策発表によるものです。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
12月20日の日銀政策発表で、JPYが上に突出しました。ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYは下向き、EURは水平からやや上向きです。大きく乖離したJPYは元に戻ってきますので、EURJPYは上昇することになると思います。
4. 日銀発表で最も影響を受けた通貨ペアは何だろう?
下の図は、4時間足の通貨強弱グラフです。
日銀発表の12月20日から、JPYの通貨強度が横這いになってきた12月22日までの期間に、各通貨強弱がどのように動いたかを示しています。下向きになった通貨で目立つのは、NZDとGBPです。
通貨ペアとしては、NZDJPYが447pipsの下落、GBPJPYが776pips下落しています。
数値で単純に比較すれば、GBPJPYが最も影響を受けた通貨ペアということになりますが、NZDJPYは、87円からの下落、GBPJPYは、166.7円からの下落ですので、
NZDJPY 447 ÷ 87 = 5.138
GBPJPY 776 ÷ 166.7 = 4.655
相対値で比較すれば、NZDJPYが最も影響を受けた通貨ペアということになります。
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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