仮想通貨相場分析【1月17日】
仮想通貨実践投資記事 1月17日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 227万円(4%)
イーサリアム 174000円(10%)
バイナンスコイン 36000円(12%)
リップル46円(-%)
ソラナ 2100円(43%)
カルダノ 42円(25%)
ポルカドット 640円(10%)
Avalanche 1600円(11%)
ユニスワップ760円(9%)
ビットコインは先週の価格からほぼ横ばいの動きで大きな動きは有りません。閑散としている相場となっています。
ビットコイン日足チャート(ドル)
2022年6月からのレンジ相場内(赤の水平線で囲まれたところ)で推移していたビットコインですが、レンジ相場の下限(下の方の赤線)の今年最安値の価格をFTXの破綻ニュースを契機に下に割りました。
その後1月上旬に7日連続陽線が発生し、短期のレンジ相場の上値価格を上にブレイクし、20000ドルを回復しました。(米国の消費者物価指数が落ち着いたことが要因と言われている)
先週は一気に短期で上昇相場が来ました。
節目価格と言われていた2万ドルもFTXの破綻で一気に下に下げていましたが、その水準まで回復しています。
このままレンジ相場となるのか、上下どちらかに動くのかははっきりはしませんが、以前から専門家の見方では年末年始が底ではないかと見ていた専門家もいました。
個人的には2020年のようなコロナショックでの大きな下落からの反発などが分かりやすいとは思っていますが、果たして。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・2017年末バブルの最高価格を今年初めて下に割りました。
・200日移動平均線(オレンジの線)を下回ったまま
という状況となっています。
週足では前回のレンジ相場に価格が戻ったのがチャートから分かりますが、200日移動平均線(オレンジの線)はまだ上にブレイクはしていない状況です。
仮想通貨市場の時価総額1兆ドル近くを維持、機関投資家の買いは限定的か
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暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインは前日比0.52%安の21,079ドル
上昇理由として、「マクロ経済の弱いデータと低いバリュエーションを背景に金融政策が緩和されるという見通し」を挙げたほか、“クジラ”と呼ばれる大口投資家の購買意欲が高まっていると報じた。
個別銘柄ではアプトス(APT)が前週比67.2%高、前月比100%高となった。アプトスは、安全性とスケーラビリティに重点を置いたL1ブロックチェーンであり、Meta(旧Facebook)が開発を手がけていたディエム(旧リブラ)の元開発者が創設したことでも知られる
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仮想通貨の時価総額が節目である1兆ドル(130兆円)まで回復したというニュース。
今回は機関投資家は慎重に見ているとのことですが、それにしてもビットコインの反発上昇のU型はチャートの形的にも気持ちがいいです。
直近の米国の金利発表が注目され、その辺でさらに見通しがわかってくるのではないでしょうか。
またこの記事ではAPTOSが紹介されていますね。APTOS昨年、APTOSの取引をしたことがあるユーザーに通貨を無料配布していましたが、私も12万円ほど受け取ることができました。
この冬相場にも関わらずここまで資金の体力があるということでしょう。
ファンドからも大型資金調達を行っています。
関連記事
https://www.neweconomy.jp/posts/247153
APTOSやSUIは大型の新興勢力といえます。
「相場回復はV字型ではなくU字型」Bitwiseが2023年の仮想通貨業界を予測
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米暗号資産(仮想通貨)投資企業Bitwiseは11日、投資家向けの書簡で2023年の仮想通貨市場に関する10大予測を発表
◯最終的にコロナ・ショックの時のような「V字型」ではなく「U字型」の回復を見せ、次の強気相場は過去最大のもの
◯高速化つ安価な取引」が、2023年には現実となると予測
イーサリアムのアップグレード(EIP4844)と、レイヤー2ソリューションの進歩により、イーサリアムの低金取引コストが1,000%以上削減
◯仮想通貨ネットワークがVisaなどの決済より優位になるだけでなく、ゲームやソーシャルネットワークなど金融取引以外の用途が広がるという。例えば、投稿費用がほぼ無料になった場合、安全で公平、公正な「分散型のツイッター」が実現
◯今年3月頃の実施が見込まれている、イーサリアムの時期アップグレード「Shanghai」(上海)ではステーキングされたETHの引き出しが可能
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概要をピックアップしてみました。非常に面白い記事です。
まず市場の回復をU字回復としているものの強気相場は過去最大という表現としています。しかしながら仮想通貨投資家にとってはある程度市場が以前より成熟してきているのにここまで下がるとは誰が予想したでしょうか。その辺も一つの反発の要因かもしれません。4年に1回のビットコイン半減期で相場が大きく上昇しているのは本当にそうだからです。
イーサリアムに関しては2023年さらに手数料や高速処理を可能になるL2が普及すると見られています。よってこの辺の環境が整えば、さらにイーサリアムエコシステム内での取引の利便性が高まり、一般的な仮想通貨取引所以上に、ユニスワップのような分散型取引所が勢いを増すのではないでしょうか。一つのウォレットからNFTを売買したり、あらゆる通貨を気軽に売買したり、通常の取引所より手間も少なくなり利便性が高まるのはいうまでもありません。
L2が成長するということは投資家はどのような点で銘柄を選別していく必要があるのか。
先日もブロックチェーンゲームのキャプテン翼がリリースされ、話題になりましたが、(問題も発生しましたが。。)今後ブロックチェーンでのこのようなユースケースが増えるとともに手数料が削減できることでさらなるユーザーの流入、アプリの開発が進んでいくのではないかと予想されます。
最後のイーサリアムのステーキングですが、POSに移行したイーサリアムはステーキングをすることで金利を得ることができます。以前は32ETH単位、そして期限付きで引き出すことができない中でのステーキングでしたが、そのステーキングがやっと終わり自由に出し入れできるステーキングができるようになります。イーサリアムを中長期銘柄として多くの投資家がステーキングするということは価格の安定、そしてPOSでの発行枚数の低減による影響がどの程度注目と言えます。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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