仮想通貨相場分析【1月24日】
仮想通貨実践投資記事 1月24日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
ビットコイン 297万円(10%)
イーサリアム 210000円(4%)
バイナンスコイン 41000円(7%)
リップル54円(10%)
ソラナ 3100円(5%)
カルダノ 48円(8%)
ポルカドット 840円(12%)
Avalanche 2300円(10%)
ユニスワップ862円(2.7%)
※昨年の値動きの特徴
(2022年6月からのレンジ相場内(赤の水平線で囲まれたところ)で推移していたビットコインですが、レンジ相場の下限(下の方の赤線)の今年最安値の価格をFTXの破綻ニュースを契機に下に割りました。
その後1月上旬に7日連続陽線が発生し、短期のレンジ相場の上値価格を上にブレイクし、20000ドルを回復しました。(米国の消費者物価指数が落ち着いたことが要因と言われている))
ビットコイン日足チャート(ドル)
先々週に引き続きビットコインは高騰を見せ、23000ドルを記録。日本円で300万円を回復する動きを見せています。
チャート上のオレンジの線である200日移動平均線について大きく上にブレイクしています。
チャートのレンジ相場の上限と下限の価格に赤の水平ラインを引いてますが、今後の目標価格は25000ドルになりそうです。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・2017年末バブルの最高価格を今年初めて下に割りました。
・200日移動平均線(オレンジの線)を下回ったまま
という状況となっています。
週足では前回のレンジ相場に価格が戻ったのがチャートから分かりますが、200日移動平均線(オレンジの線)はまだ上にブレイクはしていない状況です。
しかしながら、だいぶ200日移動平均線に価格が近づいてきています。
昨年末からの下落相場でのレンジを週足チャートで確認すると赤の水平ラインとなり、だいたい16000ドルから26000ドルがレンジ相場といえます。
怪しい仮想通貨のサイトに通貨の入金しない。
SNSで知り合った人から仮想通貨の運用を進められて、運用していたら、うまく利益が上がったのですが、いざまとまったお金をシステムから引き出そうとすると引き出せなくなったという話です。
■見ず知らずの人の人からの投資案件は詐欺の可能性が高い。
■そのシステムは安全性が高いかの確認する(大手のニュースサイトで紹介されているなど)
■金利が高い理由は振り込め詐欺の可能性もあるということを認識する。
以上が重要だと考えています。
IBM幹部「CBDCは未来の貨幣」
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IBM幹部のNagarajan氏は、CBDCは未来の貨幣であるが、発行者はハイブリッド的なモデルを検討する必要があると述べた。は、スマートコントラクトでプログラム可能なお金を使用する機能は、摩擦を減らし、「大規模企業が透明性とリアルタイムの支払いシステムのレベルを上げるのに役立つ」と述べました.
https://www.coindesk.com/business/2023/01/17/cbdcs-are-the-future-of-money-ibm-exec-says/
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CBDCはデジタルの法定通貨(ドルや円)です。現在国民のお金の流れを把握するために中国が先行してCBDCについて動いていますが、その後は各国が追っている印象です。
またスマートコントラクトというとは、CBDCをスマコンに乗せるということでしょう。これは仮想通貨のようなデジタル資産には非常にポジティブな見方といえます。
バンク・オブ・アメリカ「世界の金融システムに革命をもたらす」
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現在、114の中央銀行が、CBDCの発行を模索しており、これは世界のGDPの95%相当になるとのこと。既存金融は越境決済に多大な非効率性を抱えており、これを解決する手段がCBDCになると結論づけました。「CBDCやステーブルコインなどの分散型台帳とデジタル通貨は、今日の通貨および決済システムの自然な進化であると考えています。」
https://decrypt.co/119739/cbdc-revolution-inevitable-financial-systems-stablecoins
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以上のようにバンク・オブ・アメリカについてもIBMと同様の支店を持っています。
つまり銀行でも普通に仮想通貨の取り扱いが増えていくものと考えられます。
この要因としては
・送金コストを大幅に削減
・銀行口座を持たない人も大きなメリット(特に発展途上国・スマホを使って取引)
・運用の効率性が高まる
・政府はステーブルコイン(ドルなどに連動した仮想通貨)とCBDCの共存を検討している
ノルウェー政府がL2のArbitrumを採用
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ノルウェー政府の、非上場株式の所有権をパブリックブロックチェーンを活用して追跡するプロジェクト「BRØK」が、今月初めに規制のサンドボックスフェーズに移行しイーサリアムのレイヤー2「アービトラム(Arbitrum)」を使用する予定。「BRØK」は、株主に関する情報の公開、株式の譲渡、企業イベントに関連する株式の割り当てと削除に関する情報の公開など、さまざまなユーザーシナリオをサポートしていく予定だという
https://www.neweconomy.jp/posts/290715
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政府がイーサリアムのレイヤー2であるarbitrumをブロックチェーンとして採用したというニュース。arbitrumについては、現在L2銘柄の中でもっとも取引されているチェーンの一つです。まだ仮想通貨は発行されていませんが、それに注目している投資家も多いと思います。
L2のユースケースとして大企業によるPolygonのNFT活用などが直近では目立っていましたが、公的なものでイーサリアムのL2を採用しているのは、非常に興味深いと言えます。
FRBの政策転換で今年の仮想通貨市場は好転、アーク・インベストCEOが予測
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仮想通貨・テクノロジー投資会社アーク・インベストのキャシー・ウッドCEOは、インフレの低下とFRBの政策転換により、仮想通貨は今年大転換を遂げると確信。市場は連邦準備制度理事会(FRB)からのシグナルを待っていると彼女は言い、「我々はそれが2023年の前半に来ると考えている」
https://jp.cointelegraph.com/news/ark-invest-ceo-eyes-crypto-turnaround-amid-whiffs-of-a-fed-pivot
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2023年には仮想通貨は転換点を迎えるという予想ですが、すでに価格が反発している状況です。
アーク・インベストメントは、仮想通貨ファンド、ブロックチェーンVC,テクノロジー銘柄などを保有しており、その進歩が加速し銘柄選定としてうまくいく自信があるようです。
日本も日銀が金利を上げましたが、やはり積極的に上げることはできないようです。日本円のインフレが仮想通貨の上昇をもたらすかもしれません。
2023年規制当局はいつ仮想通貨を理解するか?
「2023年、特に上半期は(FRBが)いまだにタカ派的政策を続け、インフレ対策のために利上げを続けることで、投資家にとってまだまだ厳しいものとなるだろう」
2022年のデジタル資産分野での派手な破綻や暴落、そして暗号資産と伝統的金融システムのつながりが増していることも相まって、2023年は、規制当局がより中心的な役割を担う必要がある年になるかもしれないとチェン氏は考えている。
同氏はさらに、暗号資産価格の回復にも触れ、「暗号資産の冬」が雪解けに向かっているようだと指摘した。
「もちろん暗号資産市場は、直線で進むことはない。どの市場でも同じことだ。しかし、弱気相場から強気相場へと転換すると見込んでいる」(グリーン氏)
https://www.coindeskjapan.com/171952/
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米国の利上げが一服するのについては、先程のように2023年の前半という見方もあれば、このように2023年半ばまでは、という2つに分かれているのが多いイメージです。
2023年に仮想通貨の規制がどこまで進むのかももちろん上昇要因になるのではないでしょうか。
あとイーサリアムのL2のエコシステムが同時にどこまで拡大していくのかも個人的に注目しています。
よろしいですか?