「見える化インジケータ」の活用(その87)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でEURAUDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、EURAUDの15分足チャートです。上半分の矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。赤色太線のグラフがEURAUDに相当します。
火曜日に売りでエントリーし当日決済で、約130pipsの利益が得られました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年3月24日18:53(JST) のスクリーンショットです。
[Total]数値で降順に並び替えています。一番下の行にあるEURJPYは、[D1]を除き全数字が赤色系表示になっています。Totalの数値が-7011.83と大きなマイナスの数値になっています。EURJPYに下降トレンドが発生していることを示しています。
では、EURJPYのチャートを見てみましょう。
トレードは、「利益になるポイントだけを狙い、欲張らずに確実に利確する」ことの積み重ねです。「それ以外の時間帯はトレードしない」ことを徹底することも大切です。
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURは下向きに、JPYは大きく上向きになっています。この結果、EURJPYは、下げに向かうと予測されます。
やはり大きく下げてきました。
4時間足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。EURは下向きに、JPY上向きになっています。今後この傾向が続くのであれば、EURJPYは下げに向かうと予測されます。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる
「見える化インジケータ」シリーズの中に「天底Searchインジケータ」があります。これを使うと、28通貨ペアの中で、どの通貨ペアが天底の位置にあるかを容易に見つけることができます。
上の図は、「天底Searchインジケータ」で、相対的天底位置の小さい順に並び替えたものです。一番上の行のAUDJPYは、過去3か月([3M]11.19)、過去1年([1Y]6.27)の期間で、数字が赤色表示になっているので、28通貨ペアの中で、相対的に最も低い位置にあることが示されています。ただし、矢印は↓になっているので、まだ下降トレンドが継続していることも分かります。
上の図は、相対的変動幅の大きさで並び替えたものです。
期間1か月では、CADJPYが最も変動幅が大きい通貨ペアですが、2番目に大きい通貨ペアがAUDJPYになっています。
<結論>
AUDJPYは、ほぼ大底に位置している。
まだ下降トレンドの途中である。
相対的変動幅が大きい。
では、AUDJPYのチャートを見てみましょう。
AUDJPYの日足チャートです。1年間隔で縦に点線を引いています。過去1年の期間では、AUDJPYは大底に位置しますが、まだまだ下降トレンドの途中のようです。キリ番の85.000付近が抵抗帯となりそうですが、これを下抜ければさらに下降するでしょうし、逆にここから反発して上昇するかもしれません。以上、2つのシナリオが考えられます。
次に1時間足です。
わりと綺麗な下降チャネルラインを形成しています。
これなら、半自動EA「Trend Line EX」のタッチ逆張り機能が使えそうです。ピンク色の点線のように、タッチラインを仕掛けて、利確幅もチャネル幅から指定できるので、後は放置するだけの楽々トレードができます。
今は、下降トレンドが続いているので、売りで仕掛けますが、本命としては、反転上昇からの買いにより、大きなpips数を「根こそぎ獲るトレード」がしたいところです。
ところで、これって有料級の情報ですよね。チャネル幅から約200pipsの利益が見込めますから、1ロットでトレードすれば20万円になります。これで「Trend Line EX」が購入できた上、十分すぎるお釣りが来ます。(投資は自己責任でお願いします。)
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
【私の出品中の商品】
よろしいですか?