「見える化インジケータ」の活用(その91)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でEURNZDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、AnyCP版を使いました。
上半分は、EURNZDの15分足チャートです。上半分の矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。ピンク色太線のグラフがEURNZDに相当します。
木曜日と金曜日にグラフが上に伸びてきたところで買いエントリーし、グラフがピークに達したら決済します。木曜日に約40pips、金曜日に約90pips、合計で約130pipsの利益が得られました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年4月20日23:11(JST) のスクリーンショットです。
[Total]数値で降順に並び替えています。一番上の行にあるAUDUSDは、[D1]を除き、全時間足で数字が青色系表示になっています。Totalの数値が3011.10と大きなプラスの数値になっています。AUDUSDに大きな上昇トレンドが発生していることを示しています。
では、AUDUSDのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。上昇トレンド部分を的確に捉えてはいますが、この後は下降してしまいました。「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、全28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれであるかを正しく教えてくれるのですが、その後、チャートがどうなるかまでは教えてくれません。もし、ここで買っていれば損切になりました。相場の難しさ、予測不可能性の壁に阻まれたとでも言いましょうか。こういうことも実際にあるので、トレードで損切を入れておくことが必須になるのです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURは上向きに、JPY下向きになっています。今後この傾向が続くのであれば、EURJPYは上げに向かうと予想されます。
じわじわと、上昇しています。
4時間足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。EURもJPYも上向きになっています。比べるとJPYの角度がEURの角度より急になっているので、今後この傾向が続くのであれば、EURJPYは下げ方向に向かうと予想されます。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(続き)
前回は、
三角保ち合いを上抜けしてきました。
赤色で水平に引いたレジサポラインに当たって、下に跳ね返されています。この水平線を上抜けしてきたら、買いでトレードして行きましょう。
と書きました。
赤色水平線を一旦は上抜けしましたが、戻されました。緑色太線の斜めのトレンドラインを新たに引き直しました。既に大底でトレンド反転しているので、今後は上方向に伸びていくことが予想されます。緑色の「上昇トレンドラインにタッチまたは反転上昇したら買い」というトレード戦略で良いでしょう。
もし「Trend Line EX」をお持ちであれば、タッチ逆張り機能が使えます。
モードを買いに設定して、タッチ逆張り機能をONにします。上昇トレンドラインの少し上に自動Entry Lineを引いておけば、終値がこのラインを上抜けしたら自動でエントリーします。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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