仮想通貨相場分析【5月16日】
仮想通貨実践投資記事 5月16日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
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入賞することができました。
※現在まぐまぐの配信は終了し
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
※今回からドル表記といたします。(仮想通貨は海外からの情報が多いためドル表記のほうが表現しやすいため)
※1ドル=134円
ビットコイン 27218ドル(-1.4%)
イーサリアム 1821ドル(-1%)
バイナンスコイン 312ドル(-0.7%)
リップル 0.43ドル(-%)
ソラナ 21ドル(1%)
カルダノ 0.36ドル(-%)
ポルカドット 5.3ドル(-%)
Avalanche 15ドル(-%)
ユニスワップ5.1ドル(2%)
先週からビットコインは下落調整中で27000ドルの水準となっています。
ビットコイン日足チャート
現状の考察すると
○目標価格は32000ドル(昨年の5月の水準)
○200日移動平均線を上にブレイク中
となっており、上昇トレンドは継続中です
先週より少し上昇した感じです。
チャート上で記載した赤枠のレンジ相場の下限価格で価格が反発しています。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
·200日移動平均線(オレンジの線)を上にブレイクし上昇中
チャート上ではオレンジの200日移動平均線上で価格が反発しているようです。
なおビットコインの恐怖指数は52という数値であり、強気と弱気の間にあると言えます。
価格が一段上がって、レンジ(一定の価格で行ったり来たり)、一段上がって、、、という感じで価格が少しづつ上がっている印象です。
これまで下落からの価格上昇は、2020年3月のコロナショックのように一気に反発するという感じでしたが、今回はそんな感じの反発ではないようです。
イーロン・マスクがNFTをツイートし人気を集める。
米実業家イーロン·マスク氏が5月10日、Miladyノンファンジブル·トークン(NFT) コレクションの画像を使用して作成したミームをツイートした。その直後、Milady NFTのフロア価格は3.8Etherから最高7.3ETHまで急騰した。記事掲載時には1枚4.89ETHまで下落している
デジタルアート集団レミリア(Remilia)が2021年に作成したMiladyは「ストリートスタイルの部族にインスパイアされた」という10,000のアニメのプロフィール画像NFTのコレクション
https://twitter.com/elonmusk/status/1656326406618619910
https://jp.cointelegraph.com/news/milady-nft-floor-price-surges-after-elon-musk-tweet
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一時180万円近くまでフロア価格が上がったようです。フロア価格がとは売りにだされているNFTで一番安い価格をいいます。つまりmiladyで売りに出されているNFTで一番安い価格でも180万円まで一時価格が上がったようです。
日本のサブカルチャーというファッションを元にデザインされたこのアートがなぜイーロン·マスクが目をつけたのか良くはわかりませんが、ドージコインも含めてイーロン·マスクは日本が好きなのでしょうか。
確かツイッターの認証マークも月10万円とかするのに、大人気アニメのスパイファミリーの著者のツイッターアカウントは勝手に認証マークがつくなどで話題になったときに、イーロン·マスクがスパイファミリーのファンであると情報が流れていました。
G7でデジタル通貨(CBDC)の規制内容
11日より新潟で開催されていた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は13日に共同声明を採択して閉幕した。グローバルな決済システムにおける中央銀行デジタル通貨(CBDC)の果たす役割の重要性や、暗号資産(仮想通貨)の国際的な規制整備と監視を奨励する意向を強調
声明は「責任あるイノベーションを支援しつつ、暗号資産の活動及び市場がもたらす金融安定及び健全性のリスクに対処する」ために、「効果的なモニタリング、規制及び監視」が極めて重要であると強調。
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CBDEは、国家が発行するデジタル通貨であり、現在世界的に検討段階に入っている言えます。以前は中国が先行してCBDCの導入を進めており、すでに深セン(香港の上)で一部導入実験を行っていると話を聞いていました。
最近はあまりニュースがないようです。
CBDCの規制では、仮想通貨(暗号資産)にも触れてあり、監視していくという感じになっています。
つまりCBDCと仮想通貨は切っても切れない関係。
分散型金融(DeFi)などが経済にどのような影響を及ぼすかも含めて政府は監視しているのでしょう。昨年は良くDeFiから資金が盗まれていて、色々と問題が勃発した年でもありました。
北朝鮮のハッキング問題
日本は2017年から2022年までの間、暗号資産(仮想通貨)7億2,100万ドル(980億円)相当を、北朝鮮にハッキングで不正に取得されていることがわかった。Ellipticは今回、北朝鮮政府が支援しているとみられるハッキング集団「ラザルス」が使うウォレットに、仮想通貨が流出した事業者を拠点別に分類。北朝鮮は、国際金融システムにアクセスし、仮想通貨で収益を生み出すために不正なネットワークを利用しており、違法な大量破壊兵器·弾道ミサイル計画の支えとしている。このことは、国際的な安全保障を脅かすものだ」
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北朝鮮のハッキング問題は以前から話が上がっていました。社会主義国家なので、北朝鮮のハッカー軍団もやはり国家が関与しているのではないかと。
この辺は特に米国が大きく注目しており、盗んだ仮想通貨で軍備を拡大させることを懸念しています。
以前米国政府は不正送金された仮想通貨のUSDC(ドルに連動した仮想通貨)を運営側から止めることを行ったりしています。(ドルを担保にしているステーブルコインだからそのような事が可能ということだった。)
仮想通貨は分散型のネットワークなので、管理者がこのように意図的に行うことはあまりいいことではないという面がありますが、国家的な盗みでそれを軍備に当てるということはやはりそのような措置を取らざる負えないと私も思います。
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(本記事は2016年から配信をしております)
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