「見える化インジケータ」の活用(その100)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でGBPAUDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、GBPAUDの15分足チャートです。上半分の矢印は、「28通貨ペア一覧インジケータ」のアラート位置を示します。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。橙色太線のグラフがGBPAUDに相当します。
火曜日にGBPAUDが他のグラフ群を上抜けしてきたので買いエントリーしました。その後、木曜日と金曜日に買い増しを行い、週末に決済します。火曜日から週末までで、約300pipsの利益が得られました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年6月23日00:43(JST)
のスクリーンショットです。
Total数値の降順に並び替えています。一番上の行のCADJPYは、全時間足で水色表示になっていて、Total数値が4003.68と極端に大きな数字になっています。CADJPYに大きな上昇トレンドが発生しています。
では、CADJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。上昇トレンド中の急上昇した部分を的確に捉えています。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
週の始めでは、EURもJPYもやや下向きだったのですが、その後EURは上向きに、JPYは極端に下落方向に向かいました。結果としてEURJPYが大きく上昇することになりました。今後もJPYは弱く、EURが強いので、EURJPYはまだまだ上向き傾向が強いと考えられます。
さらに上昇を続けています。
4時間足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYは下向き、EURも下向きになっています。まだJPYの下向き角度の方が、EURの下向き角度よりも大きくなっています。今後は、JPYが反転して上昇してくると考えられますので、EURJPYはやや上昇の局面から頭打ちになり、次に下降に向かうのではないかと推論しています。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(続き)
「AUDJPYを大底で買う」というトレード戦略を立てています。
前回は、
移動平均線EMA20を割り込まずに、上に伸びています。まだまだ伸びると考えられますので、このまま持ち続けましょう。
と書きました。
4時間足のチャートを示します。
上に伸びてきましたが、EMA20を割ってきたので、利確しました。利益は約600pipsです。
「斜め切り下げラインを、上抜けしたら買い」というシンプルなトレードを繰り返すだけで①から⑤の合計で990pipsの確定利益が得られました。⑥のライン上抜けから買ったポジションを利確したので、さらに600pipsの利益が加算され、トータルの利益が、1590pipsになりました。
前回の日足最高値、2022年9月13日98.512にそろそろ近づいてきたので、一連の「大底からの買い」トレードを終了することにします。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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