「見える化インジケータ」の活用(その106)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でCADJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、NewYork版を使いました。
上半分は、CADJPYの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。水色太線のグラフがCADJPYに相当します。
月曜日にCADJPYが他のチャート群を上抜けしてきたので買いエントリーします。グラフがピークに達して反転したので、決済します。約160pipsの利益が得られました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年8月1日21:51(JST) のスクリーンショットです。
通貨ペア名の昇順に並び替えています。上から5番目の行のAUDUSDは、全時間足で赤色の表示色になっていて、Total数値が-4465.20と大きなマイナスの数字になっています。AUDUSDに大きな下降トレンドが発生していることを示しています。
では、AUDUSDのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。右肩下がりの大きな下降トレンドの途中です。矢印以降も下降が継続し、さらに100pips下落しました。もし火曜日朝の直近安値割れから売っていれば、190pips以上の値幅が取れたことになります。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURはJPYよりも上に位置していて、上方向、JPYは、下方向なので、今後EURJPYは上昇することになります。
月曜日に大きく上昇しました。その後はやや戻しています。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。EURはJPYよりも上に位置していて、上方向、JPYも上方向ですが、角度はJPYの方がやや上向きなので、今後EURJPYは下降気味になるでしょう。
4. 全通貨ペアから大底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはUSDCHF)
2505「天底Searchインジケータ」を使って、次にターゲットとなる通貨ペアとしてUSDCHFを探し出しました。
USDCHFのチャートを見てみましょう。
USDCHFは、「大底から反転」のフェーズなので、①~③のように、切り下げラインを引いておき、これを上抜けて来たら買いでエントリーします。③の切り下げラインを上抜けした所で、買いポジションを建てて、④の切り上げラインを割り込んで来たので利確しました。利益は約160pipsになりました。
以後は、これを繰り返すだけの、「とても単純なトレード」ですが、しっかり利益に繋がっています。現在のレートは、0.87259です。日足チャートで見て下落の始まった0.8980付近までは戻すと考えられますので、まだまだ200pips程の戻し幅があることになります。これを「Trend Line EX」を使って、ただひたすら取りに行くだけです。
「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておき、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動で決済という放置型のトレードができます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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