「見える化インジケータ」の活用(その115)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でAUDJPYを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、AUDJPYの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです。緑色太線のグラフがAUDJPYに相当します。
月曜日にAUDJPYが他の閾値を超えて下落してきたので、売りエントリーします。グラフが底に達した火曜日に決済します。約200pipsの利益が得られました。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2023年10月4日00:39(JST) のスクリーンショットです。
Total数値の降順に並び替えています。最も下の行にあるAUDJPYは、日足を除く全時間足で赤色系の表示色になっていて、Total数値が-4786.49と大きなマイナスの数字になっています。AUDJPYに大きな下降トレンドが発生していることを示しています。
では、AUDJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。右肩下がりの下降トレンドの途中の急落部分を捉えています。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 一昨年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
EURは水平からやや上に、JPYはやや下向きになっています。ほとんど方向感がありませんが、EURがやや強い傾向にあるようです。
週の前半は大きく下げましたが、後半は上げて来ました。元の水準に戻っています。
4時間足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。EURは水平から上方向に、JPYは一旦上昇したのですが、反転下落して下向きになっています。やはりEURがJPYよりも強い傾向にあります。今後EURJPYは上昇する見込みです。
4. 全通貨ペアから大底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはUSDCHF)
2505「天底Searchインジケータ」を使って、次にターゲットとなる通貨ペアとしてUSDCHFを探し出しました。
USDCHFのチャートを見てみましょう。
USDCHFは、「大底から反転」のフェーズなので、①~⑤のように、切り下げラインを引いておき、これを上抜けて来たら買いでエントリーを繰り返してきました。買いポジションを保有していましたが、上昇トレンドライン[1]、 [2]のラインを割ってきたので利確します。
[1]の決済なら約330pips、[2]の決済なら約260pipsの利益が確定します。
「Trend Line EX」を使っているトレーダーの皆様は、しっかりと利益を上げられたことでしょう。
1スイスフラン=164円換算で、仮に1ロットでトレードしたのであれば、利益は日本円で、
[1]: 1Lot * 0.0330 *
100000 * 164 = \541,200
[2]: 1Lot * 0.0260 * 100000
* 164 = \426,400になります。
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードが可能になります。
USDCHFをターゲットとしたトレード戦略は、大きな利益を上げたのでこれにて終了とさせていただきます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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