仮想通貨相場分析【10月17日】
仮想通貨実践投資記事 10月17日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
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入賞することができました。
※現在まぐまぐの配信は終了し
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
※今回からドル表記といたします。
(仮想通貨は海外からの情報が多くドル表記のほうが表現しやすいため)
※1ドル=149円
ビットコイン 28400ドル(4%)
イーサリアム 1570ドル(-%)
バイナンスコイン 210ドル(-%)
リップル 0.49ドル(-%)
ソラナ 24ドル(-57%)
カルダノ 0.24ドル(-1%)
MATIC 0.52ドル(-1%)
Avalanche 9.2ドル(-6%)
ユニスワップ3.9ドル(-4%)
ビットコインは先々週大きな上昇と一時的にみせましたが、先週は大きな動きはない状況でした。
ビットコイン日足チャート
ビットコイン価格の現状の考察すると
○目標価格は32000ドル(昨年の5月の水準)
○200日移動平均線を下に割る。
○2023年1月からのトレンドラインを下に割る
29000ドルから25000ドルの短期レンジ相場の中の上限価格である29000ドル付近に価格があります。
200日移動平均線(チャートのオレンジの線)を昨日のビットコインETFの誤報の影響で超えましたが、今は線上付近に価格がありはっきり上抜けしたとは言えない状況です。
200日移動平均線をはっきり上抜くということはレンジ相場も上にブレイクするということになると思います。
最有力のブラックロックのETFの審査が昨日延期されたため、次の審査結果日は1月15日となっています。そしてそれが再び延期されれば最終判断は3月15日となります。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・200日移動平均線(オレンジの線)を下にブレイク
・トレンドラインも下に割り込む
週足でみると9月末より少しづつ上に価格を上げています。
200日移動平均線の直下に価格が今ある状況です。
ビットコインETF承認の誤報で相場が荒れる
日本時間16日22時過ぎ、米国証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物上場投資信託(ETF)を初承認したとの報道を巡り27,700ドルから急騰。一時30,000ドル(約440万円)を付ける場面があった
最大手資産運用会社ブラックロックの申請するビットコイン現物ETFなど、市場期待の高い金融商品の最終承認期日は2024年初頭の1~3月に迎えることになるが、いずれにせよ、「ビットコイン現物ETFの承認は時間の問題」との見方は有識者間で強まっている
私も米国のコインテレグラフ(仮想通貨ニュースサイト)がETFを承認と断言したツイートを見たときに目を疑いましたが、その後価格は大きく上昇。一気に3000ドル(45万円と10%以上も上昇し、その後誤報では?情報のソースが見当たらない?という意見から価格を戻しました。
と入っても上昇前と比べても値上がりは多少している状況です。
ETFでは具体的にishareのETFということでしたが、これは世界的大手のブラックロックの商品です。
ブラックロックのETFは最有力と言われているため、私ももしかしたらということで気にしていましたが、コインテレグラフから情報のソースを確認しないまま配信したという謝罪が本日あったようです。
コインテレグラフは一応仮想通貨ニュースサイトの大手ですが、これで少し信用が落ちたと思います。。。
ETFについては直近でSEC(米証券取引委員会)がグレースケールの裁判について上訴を見送るなど、ETF承認に向けて、米国議会や裁判所判決などの圧力が強まっている状況です。
ただビットコインETFを承認することはビットコインへの資金流入の可能性が高く、ドル価値の低下につながる可能性もあるため、おそらくSECだけでなく政府も気にしているのではないかと個人的に感じています。
イーサリアムは2026年末までに8000ドル(120万円)
イーサリアム(ETH)の価格は、現在の1600ドルを下回るレベルから、2026年末までに8000ドル(約120万円、1ドル150円換算)に達する可能性があるとスタンダードチャータード銀行のジェフ・ケンドリック(Geoff Kendrick)氏は述べている
イーサリアムブロックチェーンの現状の主な用途はNFTとDeFi(分散型金融)だが、ゲームとトークン化(トークナイゼーション)に向けた進化は「大きな需要」を生むはずだという
https://www.coindeskjapan.com/204305/?utm_source=twitter&utm_medium=ifttt
前回のバブルではイーサリアムのDeFiとNFTが大きな需要を生み資金が流入しました。次のバブルでは何が起爆剤となるか?
この記事では英大手のスタンダード・チャータード銀行がイーサリアムの価格予想の要因としてゲームとトークン化ということを上げています。
ゲームは私あまり詳しくはないのですが、トークン化については、すでに国レベルで国債をトークン化(仮想通貨にする)して管理しているニュースもでていますし、国が発行するデジタル通貨CBDCについても、マスターカードなどの大手決済会社がイーサリアムのチェーンでテストされたりということがあっています。
なので、このトークン化でイーサリアムチェーン使ったものが増えており、また決済スピードとなるとL2も関係してくるのではないでしょうか。
決済スピードといえば、先週ご紹介したsolana(通貨名SOL)も注目されています。
テイラー・スウィフトの映画が仮想通貨決済可能(米国)に
米著名シンガーソングライター テイラー・スウィフト氏の公演ドキュメンタリー映画「Taylor Swift: The Eras Tour」は仮想通貨によるチケットの購入が可能だ
この映画は米AMCシアターズの独立配給映画であり、観客はAMCでチケット購入の際、AMCの提携先であるBitPayを通じてBTC、ETH、DOGE、SHIB、XRP、LTC、BCHなど様々な銘柄を利用できるという
日本では10月13日よりTOHOやイオンシネマなど多くの映画館で公開された。世界でのプレセール売り上げは先週の時点で1億ドルに達しており、コンサートフィルムのジャンルで記録的な売上を叩き出している
これも一つの仮想通貨決済のテストなのかもしれません。
しかしながら世界的な映画で仮想通貨決済に対応し、そしてどれだけの人がその決済を利用するのかその結果が個人的には気になっています。
決済銘柄にDOGEやSHIBが入っているのはまさにイーロン・マスク効果ということなのでしょう。
メルカリのビットコイン取り引きサービス利用者100万人突破
フリマアプリ「メルカリ」のビットコイン取引サービスが、サービス開始から7ヶ月で利用者数が100万人を突破した。同サービスを提供するメルカリの子会社メルコインが10月16日発表
https://www.neweconomy.jp/posts/345758
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今年3月から始まったサービスでメルカリアプリでは最近結構頻繁にビットコインに変えませんか?的な通知が増えている印象です。
ビットコインを取引するには本人確認が必要になりますが、今はスマホで簡単に登録ができるため、その辺も利用者の増加に繋がったと思います。あとはメルカリの売上を交換できるということで、利益を投資に回すというスタイルが投資のハードルを下げているのではないでしょうか。
あとは取り引き手数料は往復で1%ということなので、100万円のビットコインを買って売ってという感じなら、それぞれ5千円でトータルで1万円の手数料ということでしょう。
スプレッドは金額が大きければ大きいほど影響が大きいと感じるので数万の取り引きとそれくらいならあまり意識しなくてもいい感じの手数料なのかもしれません。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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