仮想通貨相場分析【10月10日】
仮想通貨実践投資記事 10月10日
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Q&Aコーナーで一部ご紹介させていただきます。
【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
まぐまぐでメルマガ大賞が発表され
入賞することができました。
※現在まぐまぐの配信は終了し
この記事に移行しております。
【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
※今回からドル表記といたします。
(仮想通貨は海外からの情報が多くドル表記のほうが表現しやすいため)
※1ドル=149円
ビットコイン 27772ドル(-2%)
イーサリアム 1616ドル(-7%)
バイナンスコイン 210ドル(-4%)
リップル 0.51ドル(-%)
ソラナ 23ドル(-5%)
カルダノ 0.255ドル(-4%)
MATIC 0.56ドル(-2%)
Avalanche 10ドル(2%)
ユニスワップ4.4ドル(-8%)
ビットコインは先々週大きな上昇と一時的にみせましたが、先週は大きな動きはない状況でした。
ビットコイン日足チャート
ビットコイン価格の現状の考察すると
○目標価格は32000ドル(昨年の5月の水準)
○200日移動平均線を下に割る。
○2023年1月からのトレンドラインを下に割る
29000ドルから25000ドルの短期レンジ相場の中に現在価格があります。
先週はあまり動きがなかったため、オレンジの線である200日移動平均線を超えることはできなかったようです。
しかしながらその線の直下に現在価格がある状況です。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・200日移動平均線(オレンジの線)を下にブレイク
・トレンドラインも下に割り込む
週足でみるとほとんど先週は価格の動きがありません。
そして日足チャートと同様に週足でも200日移動平均線の直下に価格がある状況です。
ビットコイン、大口投資家の収集が増加中
オンチェーンデータプロバイダーのSantimentの分析によれば、ビットコインの中規模ホルダーに該当する通称“サメ”や大口投資家の“クジラ”に相当する10~10,000BTCを保有するウォレットは総じてBTCの蓄積を続けており、年初来最高保有額となる1,303万BTCに達した
これは市場に流通するBTC総供給量の内、66%に相当する
ナスダック企業のマイクロストラテジーも相変わらずBTCを買い増していますが、現在1BTCは約410万円。2016年は7万円とかで買えていたのですが、一般的な家庭の人は1BTCを買うのは簡単ではなくなってきています。(ビットコイン自体は1000円単位くらいで買えます。)
SOLの決済機能についての期待
米資産管理大手VanEck社は7日、9月の暗号資産(仮想通貨)市場を総括する月次レポートを発表。同月の最も重要な企業としての動きとして、米決済大手Visaによる、ソラナ基盤のステーブルコイン「USDC」決済機能の拡張を取り上げた
VISAはステーブルコイン決済拡大の一環として、加盟店契約会社(アクワイアラ)のワールドペイ(Worldpay)とヌヴェイ(Nuvei)と提携し、共同で試験運用を行なっている。レポートによると、ソラナ上のUSDCは、0.00025 ドルの手数料で 0.5 秒以内に米ドルへの決済が完了するという
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国内でも取り扱いの銘柄の一つであるSOL
昨年破綻したFTXが後押ししていた銘柄ですが、FTX破綻のあとは急激に値下がりし、今後の状況が当時危ぶまれていたんです。
しかしながら最近はSOLについてのニュースがでてくるようになりました。
8月に大手ECサイトのShopifyがSOL決済を導入、そしてVISAもSOLの決済機能について提携を行っています。
以前私が記憶しているなかではSOLは一秒間に5万トランザクションで、VISAの決済は2万5千トランザクションと論理的にはVISA以上のパフォーマンスを発揮しています。
そしてコストが安い。
このコスト部分でSOLを使うと「Solana Payは2022年2月にローンチされた新たなペイメントプロトコルで、秒速50,000取引(TPS)を処理できるソラナブロックチェーンを利用するため手数料が非常に安く「リアルタイム決済」が実現。手数料については、約0.00025ドルの低コストで、1.5-2.5%のクレジットカード手数料から大幅に削減できる」とあります。
そして取引の削減での利益は「レポートでは、平均取引手数料を $0.005ドル~ $0.001ドルに設定。最大の市場規模(TAM)に基づいたソラナの収益の可能性を、6.66億ドルから33億ドル(993億円~4,921億円)と見積もった」
またこれについてはVanEckは「2023年までのイーサリアムの収益が500億ドルという基本事例に基づくと、ソラナの総収益の機会は、30億ドルから660億ドル(4,474億円から9兆8,426億円)になる可能性があるとVanEckは推定」と想定をしているようです。
膨大な数のトランザクションに耐えられるかというのがSOLの大きな課題だとは思いますが、今後も注目の銘柄と言えるのではないかと思います。
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(本記事は2016年から配信をしております)
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