仮想通貨相場分析【10月24日】
仮想通貨実践投資記事 10月24日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
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入賞することができました。
※現在まぐまぐの配信は終了し
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【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
※今回からドル表記といたします。
(仮想通貨は海外からの情報が多くドル表記のほうが表現しやすいため)
※1ドル=149円
ビットコイン 34691ドル(22%)
イーサリアム 1835ドル(16%)
バイナンスコイン 231ドル(8%)
リップル 0.55ドル(12%)
ソラナ 32ドル(32%)
カルダノ0.28ドル(13%)
MATIC 0.65ドル(24%)
Avalanche 10.6ドル(14%)
ユニスワップ4.3ドル(8%)
ビットコインは直近で一日12%を超える大高騰を見せています。
ビットコイン日足チャート
ビットコイン価格の現状の考察すると
○目標価格の32000ドル(昨年の5月の水準)を
上にブレイク
○200日移動平均線を上にブレイク
直近のすべての目標価格を一気に上にブレイクしました。
先週は仮想通貨大手ニュースサイトのコインテレグラフがビットコインETF承認を誤報してしまい、大きく価格が上がったあと、大きく下げましたが、まさその翌週にこのような大高騰になると誰が予想したでしょうか。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・200日移動平均線(オレンジの線)を上にブレイク
ビットコインは週足でも目立つ大きな価格上昇となりました。
そして同時に年内最高価格を更新しています。
ビットコイン35000ドルを記録
つい数日前まで30000ドルだったビットコインの価格が爆発しました。
ニュースでは世界最大手の資産運用会社のブラックロックがBTCを購入しているというニュース。これはビットコインETF承認目前かと言われています。
また同時にブラックロックが申請している現物ビットコインETFの価格表示がNASDAQに表示され、これもビットコインETF目前かという期待からビットコインが買われることとなりました。
24日はまさにお祭り騒ぎです、多くの投資家が歓喜していました。現在の相場はビットコインETFの期待から大きくビットコインが買われる形となり、そして仮想通貨市場全体のビットコインの時価総額(いわゆるドミナンス)も50%を超える占有率となり、この上昇をビットコインが牽引していると言えます。
ビットコインの上昇予測の一つに来年の3月ごろに行われる半減期がありますが、その前に今回このような大高騰を見せるのはまさにビットコインETFの期待の現れといえます。
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ブラックロックのビットコインETF申請は現在SECによって審査中だが、DTCCに掲載された初めてのビットコインETFティッカーだと、ブルームバーグのETF専門家Eric Balchunas氏は指摘し、「ブラックロックが、ローンチ直前に起こりがちなこれらのロジスティクス(シーディング、ティッカー、DTCC)を先導していることは間違いない。承認が確実に間近に迫っているというシグナルと捉えていいだろう」とコメント
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テスラの決算ービットコインの保有変化なし。(売っていない)
電気自動車メーカーのテスラは、人工知能(AI)の取り組みに伴い、コンピューティング能力を倍増するための資金を増やす一方で、ビットコイン(BTC)の保有高には5四半期連続で変更がなかった
テスラの2023年第3四半期の決算は、9月30日時点でデジタル資産1億8400万ドル(約275億円)を保有していたことを示している。これは、2021年3月に初めて購入したビットコイン15億ドルの一部だ
https://jp.cointelegraph.com/news/tesla-earnings-bitcoin-holdings-investment-ai-elon-musk
前回の仮想通貨バブルではテスラのビットコイン購入が大きなインパクトになりました。
その後弱気相場に入った2022年にビットコインを売却し利益を得ています。
そしてその残りをそのまま保有しているということです。
テスラについては、一時中止しているビットコイン決済についてはマイニングのエネルギーが過半数であれば決済を再開すると以前に表明しており、データでは過半数という数値がすでに出ています。注目されるのはいつ再開をするのかというところでしょう。
SEC:リップル社の告訴を取り下げるーXRPは上昇
SEC(米証券取引委員会)はもう、暗号資産XRP(エックス・アール・ピー)取引において連邦証券法に違反する行為を促したとして、リップル社のブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)CEOとクリス・ラーセン(Chris Larsen)会長を訴えることはできない。来年に予定されていた裁判は中止され、リップル社はSECとの長期にわたる裁判において、また勝利を得ることになった。
「3年近く、クリスと私は政治的意図を持った規制当局からの根拠のない訴えの対象になってきた」「政治的な寵愛を受けていたオフショア取引所で顧客の資金を盗んでいる犯罪者を追及するのではなく、善良な人物を追及した」とガーリングハウスCEOは声明で述べた
https://www.coindeskjapan.com/205304/?utm_source=twitter&utm_medium=ifttt
このニュースがあってからリップル(XRP)の価格も上昇基調となっています。
そして個人投資家にとっては米SECとリップル社の裁判は、リップル社に軍配が上がったと言えます。
リップルがSECから訴えられたのは他の仮想通貨にも共通することがあるため、この役割は大きいといえます。
ビットコインETFの検索数がピークに
ビットコイン(BTC)のスポット上場投資信託(ETF)による金融市場の利用拡大への関心が、個人投資家にも浸透していることがGoogleトレンドのデータからも明らかになった
グーグル(Google)における最近5年間の「spot bitcoin ETF」というフレーズの世界的な検索値は、ピークの100に達する勢いで、一般投資家の関心が最大になっていることを示している。「bitcoin ETF」というフレーズの検索値は39まで上昇しており、これは2年前にプロシェアーズの先物ベースのETFがローンチされて以来の最高値だ。当時は「bitcoin ETF」の検索値も100に達していた。暗号資産サービスプロバイダーのマトリックスポート(Matrixport)によると、ブラックロックのETFが承認されれば、ビットコイン価格は4万2000ドルから5万6000ドルまで上昇する可能性があるという
https://www.coindeskjapan.com/205498/?utm_source=twitter&utm_medium=ifttt
直近でのビットコインの価格上昇はETFの期待と言われています。
先週に大手仮想通貨ニュースサイトのコインテレグラフがブラックロックのETFが承認されたという誤報を行い、ビットコインが急騰急落する場面がありましたが、その後ビットコインは大きなニュースがあるわけでもなく価格をどんどん上げていっています。24日時点で460万円を記録し年内最高記録を一時的に記録。
来年の半減期に向けてはずみをつけているように思えます。
ETFは投資信託(株の口座)で、ETF購入→運営会社の買付という流れとなり、大きな資金流入の可能性があると言われています。
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(本記事は2016年から配信をしております)
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