仮想通貨相場分析【10月31日】
仮想通貨実践投資記事 10月31日
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【まぐまぐのメルマガ大賞で5位を受賞】
2020年の大手メルマガサイトの
まぐまぐでメルマガ大賞が発表され
入賞することができました。
※現在まぐまぐの配信は終了し
この記事に移行しております。
【仮想通貨相場分析】
先週からの仮想通貨の価格の
変動(1週間)を以下のように
まとめています
表示:現在価格(1週間前からの増減)
※今回からドル表記といたします。
(仮想通貨は海外からの情報が多くドル表記のほうが表現しやすいため)
※1ドル=149円
ビットコイン 34691ドル(-%)
イーサリアム 1787ドル(-2%)
バイナンスコイン 224ドル(-2%)
リップル 0.58ドル(2%)
ソラナ 36ドル(13%)
カルダノ0.28ドル(-%)
MATIC 0.62ドル(-3%)
Avalanche 11ドル(4%)
ユニスワップ4ドル(-6%)
ビットコインは先々週大きな高騰を見せましたが、その時からの価格を同水準で保っています。
ビットコイン日足チャート
ビットコイン価格の現状の考察すると
○目標価格の32000ドル(昨年の5月の水準)を
上にブレイク
○200日移動平均線を上にブレイク
あれだけ一気に高騰したのに、今その価格を保っています。
日足では価格がどんどん収束していっていますが、一旦下がって、レンジ上限の32,000ドルで反発するのかどうかといった感じでみています。
週足チャートについては以下のような分析です。
週足チャート
・200日移動平均線(オレンジの線)を上にブレイク
週足でみたときに、今の価格帯は2021年からの上昇相場で何度も価格が衝突しているラインにあります。(赤で囲ったところ)
このラインは通常テクニカル分析では意識されやすいところで、このゾーンを上にいくと本格的に前回のバブルの高値(750万円)が視野に入ってくると感じています。
先々週の大きな高騰はビットコインETFに関係して、ブラックロックがBTCを買っている、期待上げなど言われていますが、いまのところ、クリスマスもしくは1月などに承認されるのではないかという予想がでています。
ただこれまでETFの期待は何度もあって、その都度ことごとくSECに否認されてきているので、私はある程度慎重に見ています。
VanEckアドバイザー「エルサルバドルは次代のシンガポールとなる潜在力」
米資産管理大手VanEck社の戦略アドバイザーを務めるGabor Gurbacs氏は29日、エルサルバドルは南北アメリカ大陸において、アジア屈指の金融ハブとされるシンガポールのような潜在力を秘めていると述べた
移民の流入、資本投資や一般的な経済成長がエルサルバドルで続くことを予想しており、金融経済の中心地になる可能性があると示唆した格好
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エルサルバドルはメキシコの南の方にある小国で、ビットコインを世界で初めて法定通貨とした国です。
現在エルサルバドルでの正式な法定通貨はドルとビットコイン。
ビットコインについては現在15%の含み損を抱えているものの、定期的に積立を行っています。
またビットコインのマイニングとして地熱を利用したものも有名で、マイニングすることでビットコインが収入となるので、そこからも収益機会がでてくることになります。
記事内では治安が良い的な記載がされていますが、おそらく良くないです。国自体の通貨の価値が大幅に下落し、ドルを法定通貨として国なので国自体が貧しく、またその辺もあってか治安も悪いのではないかと感じています。
しかしながら保有している資産としてのビットコインが今後増えていったときに、経済的に自立できる可能性もあり、その際に国としてどのように変わっていくのか。犯罪が減って教育が普及するのか、その辺が個人的に気になっています。
またエルサルバドルは税制的にも仮想通貨を優遇しているため、ブロックチェーン企業の進出も含めて注目を集めているようです。
イーサリアムの「デンクン」アップグレードについてーゴールドマンサックス
イーサリアムのデンクン(Dencun)アップグレードは2024年第1四半期に行われる見込みで、このブロックチェーンがスケーラブルな決済レイヤーになるための次のステップになるだろうとゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は10月26日の報告書で述べた
https://www.coindeskjapan.com/206555/?utm_source=twitter&utm_medium=ifttt
決済レイヤーということで取り引き処理速度の向上がメインであるアップグレードの「サージ」その前段階として重要な「デンクン」のアップグレードがゴールドマンサックスから報告されています。
現在イーサリアムの取引についてはレイヤー2がどんどん普及しており、イーサリアムL1からL2にブリッジして取り引きを行うことで手数料や処理速度の向上されます。
「サージ」はL1自体のアップグレードで、現在1秒間に10から15取引処理(TPS)を10万まで引き上げるというものです。
イーサリアムのアップグレードは非常に重要で、2023年ではステーキングが導入され、イーサリアムを預けることで金利報酬を得ることができる仕組みが取り入れられました。まだ当時に年単位の発行枚数を制限し需要が高まる仕組みとなっており、今後の資金流入でその辺イーサリアムのパフォーマンスがどのようになっていくのかが同時に注目されています。
イーサリアムは今や仮想通貨のエコシステムの中心となっており、それを軸の様々なプロジェクトが出てきているため、今後の市場の流れに大きく関係するものと言えます。
※有料購読部分では一歩踏み込んだ銘柄分析を行っています。 ビットコイン、イーサリアム以外でも一歩踏み込んで投資を取り入れていきたい。今後の仮想通貨市場の流れを知り、その波を掴みたい。という言う方は購読を検討されてみてください。リサーチは継続することがとても重要です。
(本記事は2016年から配信をしております)
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