Bigサプライズ‼ 8月17日発表のカナダCPI(消費者物価指数)が3.0%に!
先日のカナダCPI(消費者物価指数)の結果が、市場予想を大幅に超える3%に到達。(市場予想は2.5%)
3%はビックリ!
物価の安定はBOC(カナダ中央銀行)の責務。
英語が全くできないので、頼りのGoogle先生に翻訳してもらいました。
BOCのホームページの中にある、インフレコントロール・ターゲットによると「1~3%の中点である2%」とあります。
インフレコントロール = 物価の操作(安定)
ターゲット = 目標
BOCは物価を前年比1~3%の間にコントロールしていきたい!
特に2%を超えてくると、物価を抑えるために金融政策を準備する。
昨年(2017年)の後半から目標の2%を超えはじめ、とうとう今回の発表で3%に到達しました。
BOC・カナダ中央銀行は昨年から物価を抑えるため、数回の利上げを実施してきました。
先月7月11日も利上げを実施し、公定歩合1.5%となっています。
特に注目なのが、市場予想を裏切った2017年9月6日の2会合連続の利上げです!
ただ、結果的にはBOCのとった行動は正解だったようです。
その他、景気や経済動向を見るため、注目されているGDP・雇用者数増減・失業率も悪くはありません。
この結果を踏まえると、まだまだ利上げ余地があるのではないかと思います。
またBOCは、昨年の2会合連続利上げの実績もあります。
先月7月11日に利上げしたとはいえ、連続利上げ(9月5日)の可能性もあり得るのではないかと期待しています。
まだまだ、次回利上げは織り込まれていないと思われます。
これから織り込みに行く段階でカナダドルは買われていくと思います。
昨年2017年6月のサプライズ利上げ発言の時は、7月12日の利上げまでに下の日足チャート内の左紫丸の急上昇。
その時の上昇率で、明日以降上昇するとするなら、下の日足チャート右紫丸の中、緑線のように上昇するのではないかと期待しています。
今週はカンザスシティ連銀主催のジャクソンホール会合が予定されています。
主要中銀の総裁や要人が集まるため、サプライズ発言が出ることがあります。
カナダ中銀の要人がサプライズ発言が出れば、上記チャートの緑線のように上昇することを期待してCADのLongポジションを持っています。
Is it OK?