「見える化インジケータ」の活用(その138)
1. 「28通貨ペア一覧インジケータ」をさらに進化発展させインジケータ
「8CP見える化インジケータ」でNZDUSDを描く
「8CP見える化インジケータ」にはOceania版、London版、NewYork版、AnyCP版があります。今回は、Oceania版を使いました。
上半分は、NZDUSDの15分足チャートです。下半分は、「8CP見える化インジケータ」によるものです、水色太線のグラフがNZDUSD に相当します。
木曜日に、NZDUSD が他のグラフを下抜けて乖離してきたので、売りエントリーします。週末決済で、約67pipsの利益が得られました。
「8CP見える化インジケータ」で、最も動きの大きい通貨ペアの動きに注目するだけで、効率的なトレードをすることができます。
2. Best Selectインジケータを使ってみる
下の図は、2024年3月15日00:37(JST) のスクリーンショットです。
[Total]数値の順に並んでいます。下から1番目のNZDUSDは、[D1]を除く全ての時間足で赤色系の表示色になっていて、Total数値が -2143.45と大きなマイナスの数字になっています。NZDUSDに下降トレンドが発生していることを示しています。
では、NZDJPYのチャートを見てみましょう。
赤色の矢印がスクリーンショットを撮影した所です。急下落している所を捉えています。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」は、28通貨ペアの中で、最もトレンドが発生している通貨がどれかを容易に発見することができます。また、今、トレードをすべきか否かを、数値と色で教えてくれます。全通貨ペアの動向を一目で判断することができる優れたインジケータです。
「28通貨ペアBest Selectインジケータ」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/35128
3. 2021年5月から追っているEURJPYの動きはどうなった?
2021年5月からEURJPYの動きを追っています。
全体の流れを見るため、30分足チャートで直近約3週間分を描いています。
前回は、次のように書きました。
JPYはEURよりも上にあり、JPYがEURよりも強い通貨になってきています。従って、EURJPYは下落します。
月曜日にやや下がりました。その後は上昇しています。
30分足の通貨強弱チャートです。
ピンク色がEUR、緑色がJPYです。JPYはEURよりも下にあります。方向性としてはJPYが上に、EURは下に向いていて、乖離から収束に向かっているようです。方向性から考えると、EURJPYはやや下落方向に向かうようです。
4. 全通貨ペアから天底を探し、トレンド戦略を立てる(ターゲットはNZDCHF)
2505「天底Searchインジケータ」を使い、大底に位置する通貨ペアとしてNZDCHFを選択しました。大底からの上昇を狙っています。
切り下げラインを上抜けしたので、買いポジションを建てたのですが、あまり上に伸びていかず下落してきたので決済しました。微益ですが、マイナスではないので良しとしましょう。
4時間足の通貨強弱チャートを参照します。
赤紫色がCHF、橙色がNZDです。NZDは下向き、CHFは上向きなので、NZDCHFは、下落します。
通常のFXチャートと、通貨強弱チャートを同時に見比べることで、トレンドの方向性が、はっきり「見える化」されます。
半自動EAの「Trend Line EX」があれば、斜め切り下げラインを引いておいて、これを上抜けたら自動で買い、切り上げラインを割ったら自動決済という、放置型のトレードができます。
※「Trend Line EX」
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/42257
「8C通貨強弱見える化インジケータ」にご興味のある方は、以下のページをご参照ださい。
MT4版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39150
MT5版 https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/39159
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