第4回 逆張りのスキャル手法[為替鬼]
FX攻略.com本誌で読者人気の高いスキャルピングについて、体系的に学べる教科書を作るべく、為替鬼さんを招いてスタートした当企画。これまで基礎知識をお伝えしてきましたが、今回からはいよいよ実践的なテクニックについて解説していきます。
第4回目次
1. 為替鬼流スキャルの売買ルールを解説
2. エッジのある売買ロジックとは
3. 為替鬼が最も得意とするスキャルピング手法
4. 決済ポイントを自分の都合で決めてはいけない
5. スキャルピングは損切りが命
6. 単なる情報をFXで活用するためには
為替鬼(かわせおに)プロフィール
上智大学外国語学部英語学科卒。外資系ファンドトレーダー、証券会社の為替ディーラーを経て、現在は投資会社の代表取締役に就任。エントリーからわずか数分で決済する、超短期スキャルピングを得意とし、一日のトレード回数は数百回にも及ぶ。トレード履歴を公式ブログ「FXスキャルの達人!」で全て公開。主な著書に『為替鬼のFXスキャルピング入門』(ダイヤモンド社)がある。
公式サイト:FXスキャルの達人! 為替鬼
為替鬼流スキャルの売買ルールを解説
過去3回にわたり、スキャルピングを始めてみようという方を対象に、その魅力や注意すべきポイント、典型的な売買ロジックの説明をしてきました。
その中で、スキャルピングの基本となる売買ロジックには、逆張り手法と順張り手法があることをお話しいたしました。ちなみに私のスキャルピングの8割は、プライスが行き過ぎた局面で、その戻りを狙う逆張り手法です。
言葉で表すとシンプルですが、実際に利益を出すとなると、そう簡単なことではありません。具体的には、値動きの行き過ぎをどのように見つけ出し、どのようなタイミングでエントリーしたら良いのか。そして利食いや損切りはどのようなポイントで行ったら良いのか。
今回の記事では、私が日々実践している売買ルールを、詳しくご紹介していきたいと思います。
よろしいですか?