ドル円は、中東情勢による地政学リスクで下押しとなるが買い意欲旺盛。
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【4/12相場概況】
東京時間、ドル円は仲値において本邦実需の売り観測から152.97円まで下押しとなるが、その後は153.20円前後まで買い戻された。欧州時間、対欧州通貨でドル高が先行すると、ドル円は153.38円まで上昇(1990年6月以来の高値を更新)。NY時間、「イランの報復攻撃が48時間以内にも行われるとみて、イスラエルは備えを進めている」との報道を受け、中東の地政学リスクが高まり、原油先物価格が急騰・時間外のダウ先物が下落。リスク・オフの円買いが先行し、ドル円は一時152.58円まで下落。しかし、売り一巡後は買戻しが優勢。米利下げ開始時期後ずれ観測が根強く、ドル円に押し目買いが入り153円台を回復し153.21円でクローズをむかえた。
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