スプレッドは適正だろうか?
FX
ゲコーです。
FX自動売買システム(EA)のバックテストを解読するうえで、見逃してはいけない項目のひとつに「スプレッド」があります。
スプレッドとは、FXトレードをするときの「売値」と「買値」のことですが、どのように設定するかはFXブローカーによって差が出てきます。
たとえばコチラの二つの画像をご覧ください。
これらの画像はとあるふたつのブローカーが設定している同じ日付、ほぼ同じ時刻のリアルタイムスプレッド(!の部分)です。
USDJPYの「!」部分を比較しても、「22」と「11」で差があるのがお分かりかと思います。
(単位は「ポイント」、ピプス換算はポイント÷10)
スプレッドは、「売値」と「買値」の差額なので、ある意味トレードするうえでの手数料ともいえ、スプレッドが狭いほどトレードは有利になります。
ここで「バックテスト」のお話に戻ってみると、
バックテストをするうえで「スプレッド」の指定ができるんですね。
MT4の「ストラテジーテスター」を開くと、右側の方に上記のような表示がされると思います。
この画像における「スプレッド」の箱の中に数値を入れることでバックテストのスプレッドが指定できるんです。
そうすると以下のようなことができます。
これはとあるEAのバックテスト画像です。
そしてお次はコチラ。
これも先ほどと同じEAのバックテストです。
期間もEAも同じですが、「スプレッド」だけが違います。
そうなんです。
スプレッドを変えるだけでEAの成績がまったく違うものになってくるんです。
なのでバックテストを読み解くときは、
適正なスプレッドかどうか
は大切なチェック項目になるんです。
×
よろしいですか?