「FX分散投資の魅力:安定収益とリスクコントロール (レバレッジ編 第2部: 実践応用)」
レバレッジを上げること自体がリスクではなく、口座の資金に対してロット数量やポジション量が多いほどリスクが上がるのだと結論づけました。(思い出しましたか?)
★資金管理における重要な要素の一つが損切りの設定です。これは、為替相場が意図した方向に動かない場合に損失を最小限に抑えるための手段です。重要なことは、毎回言います。何度もいいます。
損切りの重要性の連載記事もありますので、ご覧ください。トレード成功のカギ:なぜプロは損切りを徹底するのか
前回の連載記事では、25倍と1000倍のレバレッジを比較し、その違いがどれほど大きいかについても比例して示しました。
さらに、レバレッジの効果について具体的な例を挙げながら説明しました。(内容を忘れ、覚えていない方やまだご覧になっていない方は、
こちらから前回の連載記事、「FX分散投資の魅力:安全性と利益拡大(レバレッジ編 第1部: 基礎知識)」へ。
今回は、実際のトレードにおいてレバレッジを活用し、ロットサイズをどう管理すべきかを詳しく考えていきます。
レバレッジの選択からロットサイズの管理についての理解を深め、実践的なトレード戦略を構築するためのヒントが得られることでしょう。(第3部で、戦略を書きます。)
始める前にも損切りの話に触れたので、FXで成功する為に何が必要なのか?を紐解くヒントになればよいかと思います。まずは雑談から話し始めます。(やはり、損切りでしょ?と思った方は、鋭いです。)
FXの世界では、全体の9割の人が撤退してしまうと言われています。上手くいっていない人が成功を収めるためには、初心を忘れずにいることが重要かもしれません。これは、初心者の目線に戻って物事を見るということを意味します。
例えば、初心者としてFXを始めた1年目に成功していたという話を耳にすることがあります。それは、素直に「こうやる」ということを実践できたからかもしれませんね。
私の場合は少し異なりますが、思いついたことを検証し、試してみることを続けました。効率が良いものは自分のトレードに取り入れるようにして、FXを続けてきました。ただし、検証しなかったものもあります。例えば、両建てを理解して極めるようなトレードは、しようとは思いませんでした。
トレードを向上させるために、本や手法などに一度は手を伸ばすかもしれません。ですが、私は一度もFXに関する本や雑誌、手法の購入をしたことがありません。私自身の感覚として、IQだけで理解できると感じており、確率の軸がしっかりしているのだと思います。(FX用語すらわかっていません。)
その本や手法がどんなに素晴らしい方法でトレードを行っても、成果が出るかどうかは重要ではありません。なぜなら、手法やトレードの説明を買っても、全体の9割の人が上手くいかないのであれば、そんなものは必要ないからです。
なぜこれほど多くの人が失敗するのかは、簡単に理解できます。
この世の中では、人の失敗から学ぶことで多くのことに気づくことができると思います。
例えば、「このトレーダーが今こんな状態なんだよ。5000万円も損失を抱えて、一部をカットするか、入金を繰り返すかの状況にいるんだ。」という話を聞いたとします。「へー、そうなんだ。自分も50万円で強制ロスカットされて、相場から退場させられたよ。」というような経験を共有することがあります。
どうでしょうか?どちらのケースも損切りをしないトレードをしていたため、相場が急変動した時に対処できませんでした。もし損切りを入れて見切りをつけるトレード方法を取っていたなら、その後のチャンスがあったかもしれません。FXを続けられトレードをすることができたはずですよね。
気づける場所があるのに、それを試さないのでは進歩しません。自分で検証してみることで、思っていた以上に新しいことに気づくことがあると思います。例えば、ギターも自分で手にして弾いてみないことには始まりません。頭で理解してコードを覚えたりしますが、実際にギターを弾いてみると、コードを意識するだけでなく、右手で弦を弾くリズムなども大切になってきます。
間違って何度も繰り返すことで、頭や体で理解できるようになるのと同じように、FXでも自分の手法があるならば、どの位のpipsが取れると分かっているはずです。損切りをどこでするべきかも分かるはずです。まずは、損切りを置いたトレードをするという検証から実際に始めませんか?
9割の上手くいっていない人の2割ぐらいは説得できましたかね?1割の枠に入るには、割り切った人か?損切を常に入れて管理を行える人かの2択ではないでしょうか?
投資資金が毎回10万円ある。「ちまちまやっていることはできない、捨て金だ」というタイプの人です。
指標発表のタイミングで1発勝負、2択のどちらかに賭ける。失敗すれば全額失い、成功すれば100万円越えの利益を得られるかもしれません。
勝率が良いタイミングを狙うことで、成功しやすいですね。(毎回なんちゃってで終わる話で切り上げられるのは、重い話しより幸福なことです。)
初心を忘れないようにすることも大切です。私の場合は、検証をしろっと言われているのと一緒です。
さて、ためになる話ができたか分かりませんが、本題の記事にかかりましょう。
今回の連載記事では、レバレッジの仕組み、その特徴について、多くの人が誤解をしている部分を実践の例えから見て行きます。
前回の記事では、大抵の人はロットサイズ量を増やしてしまう。それがリスクだ。ということを伝えました。
まだ、レバレッジを上げると危ないと誤解している人は、ここでも、おさらいをしますので実際の許容範囲を確認してください。
ここまで読み進めてしまった方で、(レバレッジ編 第1部: 基礎編)をまだお読みになっていない方は、こちらを先にご覧ください。
FXで利益が出ない一つの原因として、資金量に対してポジション量が大きすぎることが挙げられます。資金に対して適切な取引量を設定し、しっかり考えた上で取引を行うことが重要です。FXで利益を上げるためには、資金管理やリスク管理が欠かせません。
(緑色は、あなたのアビリティーです。)
例として、デモ口座でレバレッジ25倍、500万円の口座を開設し、あらかじめポジションを入れておいたので、それを使って説明します。
(600万になっていますが気にしないで下さい。)
上の証拠金情報を見ると、証拠金率や実効レバレッジに十分な余裕があることが分かります。そのため、詳細な数値を確認する必要はなさそうです。(★損切がしっかり毎回設置していれば、口座の情報は気にする必要がないはずです。なぜならば、損切りを置くことで、強制ロスカットには絶対ならないからです。)
下の取引情報では、600万円の資金で2万通貨のポジションを持ちました。
全体の情報内容(まったく気にしなくてもよい環境)から取引量が問題にならない場合、損切りを設定したり、利益を伸ばす方法を考えたりする方が取引しやすくなります。また、余計なポジションを持たない方が理想的です。
多くの人は、利益を求めるあまり、ポジション量を多く持ってしまいがちです。資金に対して多すぎる取引量は、リスクになります。(間違っても、ここからさらに大量に同じ通貨ペアーのポジションを持つことはありません。)*分散投資を心掛けることで、リスクを少しでも減らすこともできます。これも前回の記事の冒頭でお伝えしました。
損切りラインで切れるのか、目標値で利確するのか、できるだけ利益を伸ばすのかをトレードをする上でまず決めることが重要です。これは、ポジションを持つ前後に特に大切になります。
資金に対してポジションをもう少し増やした方が良いのでは?と思う人もいるかもしれません。しかし、それは少し誤りがあります。自分が今どのくらいの取引量を持っていて、どのくらいの価格値で利確したいかという目標がある場合、ポジション量を優先して増やすよりも、トレードで得られるpipsを伸ばすことに意識を傾ける方が、全てのリスクが大幅に減少します。
(仮に、152.019円から156.800円変動すれば、利益分95,620円とスワップが付きます。仮に下落していった場合でも、トレールを置くことでプラスで終われます。)
ロット数の計算1ロット = 10,000通貨(一般的な設定) したがって、2万通貨は: 含み益の計算1. 為替レートの変動
2. 含み益の計算式含み益 = (現在のレート - ポジションを持ったときのレート) × 通貨数 | ここで考えてもらいたいことが、3,4860円で十分なのか?ということです。(今だとスワップも入れて6万円。)もしも、600万円あるのなら、6ロットぐらいでやってもよかったと思えたならば、上手く行けば、10万4千580円になっていたと思うでしょう。 反対に、最初の時点で損切りに設定していた35pips下まで行ってしまった時の計算をしてみましょう。 含み損の計算1. 為替レートの変動
2. 含み損の計算式含み損 = (ポジションを持ったときのレート - 現在のレート) × 通貨数 (含み益でこれより伸ばせれば勝!)
(6ロットで臆病でビビリだと、含み益があまり伸ばすことが出来なかったりもします。)この額より、2倍以上で含み益を得るのが理想でしょう。 6ロットだと、損切りの位置を決める時や含み益を保有している時など、額が気になり、トレード所ではなくなることもありえます。 |
証拠金の計算有効評価額の計算有効評価額 = 口座残高 + 含み損益 含み損益の計算:
含み損 = (152.019 - 151.650) × 60,000 有効評価額 = 口座残高 - 含み損 証拠金維持率の計算証拠金維持率 = ( | 証拠金の計算(レバレッジなし)取引数量: 6ロット = 60,000通貨 取引レート: 1ドル = 152.019円 取引数量:1000通貨 必要証拠金は以下の計算式で求めます: 有効評価額の計算有効評価額 = 口座残高 + 含み損益 含み損益の計算:
含み損 = (152.019 - 151.650) × 60,000 有効評価額 = 口座残高 - 含み損
証拠金維持率 = ( 60,000通貨の場合の必要証拠金額: 必要証拠金=取引数量×取引レート |
600万円の資金で、レバレッジなしで持てる最大ロット数を計算します。条件
計算まず、600万円で購入できるドルの総額を求めます。
次に、通貨数をロット数に変換します。
結果 レバレッジなしで持てる最大ロット数は約39.465ロット(39,465通貨)です。 60,000通貨は入れることはできません。 (レバレッジを使った場合の方が証拠金維持率が高くなる理由は、必要証拠金がレバレッジで割り引かれるためです。) |
ここで見てもらったように、
ポジションを持ちすぎたりロット数を大きく張ったりすることは、非常にリスクが高い行為です。損失に傾いた時、どのぐらいのpips額であれば、損切りが普通に出来る額であるかを考慮すべきです。
万が一の時のために、損切りを設定してリスク管理を徹底しなければ、大事な資金が一度で全て無くなってしまう恐れがあります。(先ほど、10ロットでもいいと思ってしまった人は、考えを見直せましたか?5万円、6万円が直ぐ切れるならそれでよいと思いますが)
ロット数を上げることが、リスクを上げることに繋がります。
レバレッジを上げることで許容範囲が増えたため、それを生かして余裕を持ったトレードを行うことが必要です。
ここからは、ポジション量からの計算を見てもらいたいので、ポジション量を持ちすぎないための対策を見た後で簡単に話していきます。
ポジション量を持ちすぎないための対策:
目標pipsとポジションサイズの設定
何pipsを目標にしたトレードなのかを把握し、ポジションサイズを設定します。例えば、2ロットなら100pipsで2万円の含み益になります。損切りの設定
35pips、40pips、50pips先などに必ず損切り注文を設定し、大きな損失を防ぎます。(自分で損切りできない場合は、含み損が一定の範囲に達したら自動的に決済されるように、必ず損切り注文を設定しましょう。)
利益が出た場合の資金移動
利益が多く出た場合は、資金を移動します。証拠金維持率や実効レバレッジの目安に注意
証拠金維持率が高くても、過剰なポジションは危険です。同じ通貨ペアーでポジションを増やすことはリスクが集中し、大きな損失を招く可能性があります。
(証拠金維持率が5000%、1000%あるからといって、余裕があると感じて多くのポジションを持ち過ぎるのは危険です。余裕があることは、トレードがしやすくなります。)
ここでは、1番上の目標pipsとポジションサイズの設定を確認していきます。
口座によって、ロット数のサイズの表示の仕方が違うのでそれをまず説明します。
1ロットが何通貨を表すかはFX会社によって異なり、
「1ロット=1,000通貨」「1ロット=10,000通貨」「1ロット=100,000通貨」
という単位が、多く採用されています。
1ロットが10,000通貨の場合、0.1ロットは1,000通貨を意味します。
(今回は、国内口座だけで説明しようと思っているので上の黒い方をみます。)
ここからは、ざっと見てください
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1ロットがいくらかは、以下の計算式で求められます。
- 1ロットの金額=現在の為替レート×1ロットの通貨数
例えば米ドル/円で「1ドル150円」というレートで、1ロット=1,000通貨の場合、計算をすると
150円×1,000通貨=150,000円
上のケースでは「1ロット=150,000円」となりましたが、レバレッジなしの場合です。
実際に1ロットの取引をするのに150,000円は必要ありません。
FX取引ではレバレッジをかけられるため、その分必要な金額 (必要証拠金) は減ります。
「1ロットの取引に必要な証拠金」を求める計算式は、以下の通りです。
- 1ロットの取引に必要な証拠金=現在の為替レート×1ロットの通貨数÷レバレッジ
例えば、レバレッジが25倍の場合、計算をすると
150円×1,000通貨÷25レバレッジ=6,000円
このように、レバレッジの利用により(大きいほど)必要な証拠金の金額が小さくなります。
今の証拠金で取引出来るロット数はいくらか
現在の証拠金に対して、希望の条件で、どれくらいのロット数で取引できるかを知りたい場合は、以下の計算式で求められます。
- 取引できるロット数=有効証拠金÷現在の為替レート×希望レバレッジ÷1ロットの通貨数
仮に「証拠金1万円、1ドル150円、希望レバレッジ25倍、1ロット=1,000通貨」という条件だと、下のような計算になります。
10,000円÷150円×25倍÷1,000通貨=1.66ロット
この条件であれば、取引数量「1.66ロット」でポジションを建てられます。
レバレッジが5倍だと、
10,000円÷150円×5倍÷1,000通貨=0.33ロット
この条件であれば、取引数量「0.33ロット」でポジションを建てられます。
FXのロット(Lot)とレバレッジの関係性
ロットとレバレッジは密接に関係しています。
具体的には、レバレッジは取引数量(ロット)を変更することで調整できます。
FX取引で実際にかかるレバレッジ (実行レバレッジ) は、自分で固定することができません。
実効レバレッジは、以下の式で計算され、為替レートの動きに合わせて常時変動しています。
- 実効レバレッジ=現在の為替レート×取引数量(ロット)÷有効証拠金
例えば、現在の為替レートが1ドル150円、取引数量が1ロット(1,000通貨)、有効証拠金が10,000円の場合、実効レバレッジは以下のように「15倍」と算出されます。
- 150円×1,000通貨÷10,000円=15倍
上記の計算式で為替レートと有効証拠金を固定して考えた場合、取引数量(ロット)が増えれば実行レバレッジは上がり、減れば実行レバレッジが下がります。
実効レバレッジが高いほどハイリスクな状態であり、取引数量(ロット)が増えるほどリスクも上がることを意味します。
他方、取引数量(ロット)を固定して考えた場合、有効証拠金によって実効レバレッジを調整することもできます。
口座への入金により有効証拠金を増やすことで、実効レバレッジが下がります。(取引量をただ減らしましょう。小声)
FXのロット(Lot)とpipsの関係性
★「1ロットの取引で相場が1pips動くと、損益はいくらになるのか」は、以下の計算式によって求められます。
損益=0.01円×獲得pips数×取引数量 (※米ドル/円・クロス円の通貨ペアーの場合) |
米ドル/円・クロス円の通貨ペアーの場合、1pipsは0.01円であるため、獲得pips数が1pipsなら、損益は「0.01円×取引数量」となります。
そのため「1,000通貨なら10円、10,000通貨なら100円」です。
このような計算式で算出されるため、獲得pips数が増えれば、損益も比例して大きくなります。
1,000通貨、10,000通貨での取引と、獲得pipsの関係性をまとめたのが、上の黒い表(下も)です。
もう一度出しておきます。
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ポジション量からの計算をまとめます。
レバレッジ25倍で出来るだけ小さなロットサイズを持てる口座にすれば、国内でも少額からトレードが可能です。(必要証拠金が6円からの証券会社もあります。)
国内の口座は、スタンダード口座だと1000通貨単位と10,000通貨単位で枚数を設定すると思うので、こうなります。
1000通貨単位だと、
1000通貨×1枚=1000数量。100pipsの変動で、1000円です。
1000通貨×2枚=2000数量。100pipsの変動で、2000円です。
200pipsの変動で、4000円です。
100通貨単位だと、
100ロットや500ロット、800ロットとそれぞれ分けて、小さくロット数が打てるので、
100pipsぐらいを狙ったトレードを細かく分けることができるので使い勝手がよいと思います。資金が増えれば、1000通貨や1万通貨(10万通貨の取引も)もちろん打てます。
なぜ、こんなにも計算をしているのかというと、国内口座で低資金で始めるにあたって、スタンダード口座の1000通貨で取引する場合、どれくらいの資金が必要かを考えるためです。
国内でレバレッジ25倍で資金が600万円の場合と、資金10万円くらいから始める場合、さらに2万5000円くらいから始める場合では、どんな違いがあるのかが口座状況から確認できると思います。
資金が10万円で、レバレッジが25倍の場合に持てるロット数を計算します。
まず、証拠金を求めます。
証拠金 = 資金 ÷ レバレッジ
次に、1ロットの価値を求めます。
1ロット = 1000通貨 × レート
最後に、持てるロット数を求めます。
持てるロット数 = 資金 ÷ (1ロットの価値 ÷ レバレッジ)
これを具体的な数値で計算します。
- 資金 = 100,000円
- レバレッジ = 25倍
- 現在のレート = 150円
- 1ロット = 1000通貨 × 150円 = 150,000円
持てるロット数 = 100,000円 ÷ (150,000円 ÷ 25) = 100,000円 ÷ 6,000円 = 16.67ロット
資金10万円で、レバレッジ25倍の場合、国内1ロット=1000通貨で、現在のレートが150円のとき、16.67ロットまで持てます。
国内1ロット = 1000通貨(0.1ロット)
したがって、
16.67ロット × 1000通貨/ロット = 16,670通貨です。つまり、16.67ロットは16,670通貨に相当します。
計算をしてみた所、10万円の資金で
10000通貨分のポジション 証拠金維持率≈164.49% | 4000通貨分のポジション 証拠金維持率≈410.90% | 2000通貨分のポジション 証拠金維持率≈821.79% |
デモ口座で、2万5千円で、25倍レバレッジの時、0.01でポジションを持ちました。
この時、証拠金維持率は、409.68%です。
必要証拠金の計算必要証拠金は、ポジションサイズに開始時のレートを掛けたものをレバレッジで割ったものです。 取引利益の計算取引利益は、終了時のレートと開始時のレートの差にポジションサイズを掛けたものです。 | 必要証拠金必要証拠金は、先ほど計算したとおりです。 総資金取引後の総資金は、先ほど計算したとおりです。 証拠金維持率の計算証拠金維持率は、総資金を必要証拠金で割り、それに100を掛けてパーセンテージを求めます。 計算してみます。 |
500万円の口座資金で始め
証拠金維持率を400%ぐらい残して(理想は1200%でも3000%でも余裕があった方が、いつでも取引を開始できる準備がある状態です)ポジションを取ってみたところ、このくらいの証拠金維持率を維持する方がよいと感じました。(これ以上ポジションを増やさない方が良さそうです)もし損切りをした場合でも、同じロット数で直ぐにポジションを持てる余裕があると思います。
資金500万円でレバレッジ25倍を使用し、20万通貨のポジションを建てた場合、証拠金維持率を400%ぐらいでポジションを持つことができます。このポジションを158.487円から152.481円までの6円の円高に変動した時、利益は約120万円程になりました。
このように、レバレッジ25倍の時の各口座情報を実際にポジションを持って確認しました。レバレッジ25倍のギリギリ安全圏であるポジション範囲がこのようなものだと思っていただいたところで、本題に入ります。
先ほどのポジション量の対策の1番目の
目標であるpips獲得のために、ポジションサイズの設定を行います。の項目から、まだ確認していない点もありますので、それも含めて確認します。
レバレッジなしでも有りでも、1万通貨分の取引を建て、1pipsの変動で、100円の利益または損失が発生します。10pipsの変動があった場合、1000円です。トレードをする人全てが同じ量で取引を行う場合、pipsの変動によって得られる利益や損失は同じように計算されます。
値動き150.000から153.000で、300pips(通常は10,000通貨で1pipsの動きは100円です。表、左下。)
100,000通貨取引量だと、(×1000円)
200,000通貨取引量あると、1pipの動きは2000円です。
300pips×200,000通貨取引量(×2000円)= 60万円です。
トレーダーがよく「50pips取れた」と言う場合、大体1ロット分なら5,000円か50,000円でしょう。
通貨ペアーが同じなら、pipsで取れた額は同じになります。
レバレッジが関係して来るという人がいますが、それは思い込みだけです。
レバレッジは関係なく、見る目線は同じです。
1pips=0.01扱いか(上)1pips=0.1扱いなのか(下)で違いがあります。
「1ロットの通貨数が異ならない限り、1000通貨で取引をして1pipsの変動で、10円の利益または損失が発生します。」
100pipsに届くようなトレードなら、10,000ポジションなどを建てるなどすれば、
1万円獲得できます。(口座が「1ロット=1,000通貨」「1ロット=10,000通貨」にもよるので確認をすることです。それと、通貨ペアーによって違いが出ます。また今度、いつになるのか分からない、いつか各通貨ペアーの特徴とかで計算の仕方もまとめようと思います。)
レバレッジ25倍で、2万5千円の資金では0.01ロットの取引で証拠金維持率が約400%だったため、国内口座では10万円の資金から始めるのなら「1ロット=1,000通貨」0.3か0.4ロットで100pipsを狙うのが良いかもしれません。(ポジションを分けて持つことでリスクが減ります。これは、第3部の戦略の記事に載せます)
500万円の資金で200,000通貨のポジションを建て、600pipsの変動を取らなくても100万円は得られます。
例えば、50万円の資金で2ロット(2万通貨)のポジションを建て、10回100pipsを取ると20万円になります。それを5セット行うことで100万円になります。資金が1/3増えたところでロット数を少し変更すれば、8回分くらい少ない取引で達成できるでしょう。途中、損切りにあって、3歩進んだところで、2歩下がって行ってしまっても、目標が支えとなりマインドが向上している為に、達成できやすくなっていることでしょう。(先は長く感じるかもしれませんが、実際目標を立ててやってみることは、短時間で効率よく出来てしまうものです。肝心なことは、先に目標を持って決めることです。)
*5ドルから5000ドル(500円から50万円)が出来るのなら、50万円から100万円はあっという間だと思いませんか?
☆こう思った人もいる
(かなり高いレバレッジを利かせているから、)その分ポジション量が多く持てるので5ドルから5,000ドルにできるかもしてないと思った方へ。ポジション量が多いとリスクが高まるため、そのようなことは一切行わず、取引量をいくらに設定し、何pips目標として取る場合の話をしています。
レバレッジを25倍でも1000倍でも、取引量を調整することでポジション量をコントロールし、リスクを高く背負わないことを前提に話しています。
レバレッジを25倍でも1000倍でも、取引量を増やすことで利益が出やすくなるわけではありません。利益と損失の金額は同じです。取引量を増やすことで、損失が発生した時にリスクを抱えていることがすぐにわかります。人間の心理として、同じ額の利益は受け入れやすいですが、マイナス分の損失は後になって、リスクが高かったと感じやすくなります。
(利益と損失が同じ額になるというのは、pipsが変動した際に、利益と損失が同じだけ影響を受けるという意味です)
ここからできることは、リスクを負わないようにすることやリスクを最小限に抑えることで、トレードに集中できるようにすることです。
ポジション量の設定を行ったのですから、あとはpipsを得ることに集中できます。何度もpipsを獲得できれば、目標に到達することができます。
レバレッジが高いほど、口座に余裕ができるため、効率的な取引が可能になります。例えば、今すぐに取引をしたいと思った時にポジションを持てる余裕があり、試すこともできます。そのため、資金面でもレバレッジが高い方が有利です。低資金で出来ることも説明しました。
レバレッジが高いため取引量を多く保有できるのですが、ポジション量がどのくらい保有しているのか(どこと比例するとかなりの量を抱えている状態なのかも)そんなことも考えずにトレードをする人が多いかと思います。
高いレバレッジを武器に出来るのは、低資金、取引量を増やせるのです。維持率が増えて取引にゆとりが出来ます。
ポジション量の設定をし、リスクを適切に管理することで、ポジションを過剰に保有しないようにすることが重要です。
リスク=ポジション量を多く保有、それをしないことです。
これにより、毎回少ないリスクで決まったpipsや決まった金額を獲得することができ、トレードに集中できるようになります。エントリーが決まったら、損切り幅を設定し、利益が出始めたらトレールストップを設定することで、利益を伸ばすことが可能です。目標のpipsを超えた後もトレールを移動させ、利益を最大化することができます。
一度に口座の資金を全て使ってトレードするよりも、リスク管理を徹底し、効率の良いトレードを行うことで、チャートの成り立ちやトレードの楽しさを深く理解できるようになるでしょう。
予備:
海外口座では、2万円の資金で0.1ロットの取引を持っても、証拠金維持率にまだ余裕があります。例えば、0.1ロットで100pipsを最初に素早く取れれば、1万円獲得できます。このような戦略で、ポジションを無理に増やすのではなく、100pipsのトレードを2回成功させることで、資金を素早く2倍にすることが可能です。その繰り返しが良さそうです。
必要証拠金の計算取引レート:1ドル=152円 レバレッジ:1000倍 資金:2万円 必要証拠金 = 取引量 × レート ÷ レバレッジ 必要証拠金 = 10,000通貨 × 152円 ÷ 1000 = 1,520円 証拠金維持率の計算証拠金維持率は以下の式で計算されます。 証拠金維持率(%) = (口座の残高 ÷ 必要証拠金) × 100 ここで、口座の残高は20,000円です。 証拠金維持率(%) = (20,000円 ÷ 1,520円) × 100 ≈ 1,315.79% | 計算の詳細
結論0.1ロットで100pipsの値動きがあると、1万円の利益が得られる 白い表で1pips変動いくら、10pips変動いくらと見ることが出来ます |
「無理だ」と感じる人は、実際にチャートを見たことがないのかもしれません。ほとんどの通貨ペアーは、日々100pips以上の上下運動をしています。そのため、実際に100pipsを取ることは十分に可能です。例えば、100pipsを目標にしてエントリーし、途中で5千円の利益が出た場合、その利益を確定してトレードを終了するのも良い戦略です。
ただし、やってはいけないことは、手法に従ってエントリーし、最初に成功して利益を得た後に、またすぐに逆の方向にエントリーしてしまうことです。手法を無視したエントリーを行うこと自体がそもそも間違えです。
手法通りのエントリーポイントを待ち、そこでトレードを行う方が、効率的であると思いませんか?
どの手法でもエントリータイミングがあることでしょう。そこから、毎回トレードを行うことをします。
が、人間とはめんどくさい生き物で、チャートを見て乖離を狙いたいのでしょうね。
毎回、乖離を狙って予期せぬことが起ってしまう人が多すぎるのです。
それらも含めてなぜなのでしょうかね?利益を求め過ぎなのでしょう。実際は、そこで管理次第では、口座資金の全てを失いかねない行為だったりする可能性も否定できません。
国内で口座を持ってFXを運営してみたいけど、20万、50万円も100万円も500万円もそんな資金はないと言っている人は、10万すらもない?人もいます。いつになっても出来ないままだと思います。
海外口座はいろいろな面で危ないのでやりたくないという人は、2ヵ月ぐらいは、資金2万5千円くらいで、海外口座でゆとりをもった取引で運営してから、その増えた資金で国内口座でやればいいと思います。
海外口座のレバレッジの高さは、危ないのではなく、レバレッジが高い程、必要証拠金が減る為、低資金で取引が可能になるのと、ポジションの量は、自分で管理できるので、過激なポジション量を持たない限り、海外口座の方が、許容範囲が増えるのでゆとりをもった取引ができます。損切りにあっても同じポジション量を再度、建ててトレードが出来ます。
国内と同じ取引量の0.2ロット分(0.02で取引すれば、同じサイズ量でいいのなら)、100pipsを目標とした取引をした場合、2000円得られます。その分、必要証拠率は、9000%なので余裕をもって何回もトレードが出来ます。(全然危なくないでしょう。損切でも何度も取引を試せます。)
レバレッジ25倍でもレバレジ1000倍でも、ポジション量を同じにすれば、利益損失は同じなので、
海外口座の方がこの場合は、必要証拠率が増えるので、危なくありません。
常に危険なのは、ポジション量を増やすことや、損切りを設定せずに為替が急激に変動した際に、何も資金管理を行わないことです。そうした行動こそが、実際に危険を引き寄せます。
海外口座や高いレバレッジも、その仕組みを理解し正しく運用すれば、危険ではありません。本当に危ないのは、常にあなた自身の行動です。確かに、海外口座には詐欺的な業者が存在する可能性もあります。5000万円もの大金を海外口座に預けることは、詐欺に遭うリスクが高いでしょう。しかし、レバレッジの高さを正しく利用すれば、リスク管理の武器として活用できます。もし海外の業者が心配であれば、低資金で始め、2~3ヶ月ほど使って利益を確保し、その後、撤退するという戦略も一つの方法です。
言いたいことを伝えつつ、簡単にまとめます。
トレードの成功はロットサイズの適切な設定からです。
↑↑↑ ↑↑↑ ↑↑↑
もう何度も、言いたいことは伝えたので、これで終わりでもいい気がします。
口座選びについて、
FXの「最低取引単位」とは、1回の注文で出せる最小の取引単位のことです。FX初心者は、取引単位が小さいFX口座を選ぶのがおすすめです。取引単位が小さいと、必要な資金が少額で済み、損失も少なくなります。例えば、流動性の高い主要通貨ペアーでは多くのFX口座で1000通貨単位の取引が可能です。さらに、100通貨単位や1通貨単位で取引できる口座もあります。初心者は最低取引単位が小さい口座で始め、慣れてきたら徐々に取引量を増やすと良いでしょう。最低取引単位の小さいFX口座でも、1万通貨や10万通貨の取引をすることは可能です。慣れてきたら資金量とリスクを考えて徐々に取引量を増やしていくことがよいと思います。
国内口座でレバレッジ25倍を選ぶと、必要証拠金が少なくて済み、最大の取引量を増やすことができます。ただし、ポジション量を増やさず、口座の資金管理を適切に行えば、非常に使い勝手が良くなります。
資金に対して適切なロットサイズを自分で設定することで、トレードに余裕が生まれます。
リスクは常に自分のポジション量(枚数やロット数)に関連しています。ポジションの持ちすぎには特に注意が必要です。例えば、相場が45pips逆に動いた場合、適切に損切りを行わなければならない場面で、ポジション量が多いと損失が大きくなることがあります。多くのトレーダーは、いつか相場が戻ってくると考え、その思い込みがすべての資金を失う原因となりかねません。
そのため、損切りラインに達したときの損失額が自分の許容範囲内であり、次のトレードで挽回できる額であるように、ポジション量を設定することが重要です。
ポジション量の調整方法や損失回避のポイントについて、
なかなか資金が増えない原因として、通貨ペアーの選択が偏っていることや、ポジション量が多すぎることが考えられます。例えば、USD/JPYとEUR/JPY、AUD/JPYでポジションを持つことは、これらの通貨ペアーがある程度同じ方向に動く要素を持っているため、同じ時間にポジションを持つ場合には注意が必要です。
また、一方へ勢いよく伸びていく相場で乖離を狙って買い下がりや買い上がりを10pips間隔で行った場合、損切りを設定していないと、相場がそのまま300pipsも逆に動いてしまうことがあります。このような場合、大きな損失が発生し、最悪の場合、強制ロスカットにより資金の大半を失うこともあります。
こういった事態を避けるために、あらかじめ次のことを行うことが重要です。
★ 資金に対して適切なポジションサイズを確認する(レバレッジの考慮。余裕を持たせる)。
★ 手法やルールに基づいて、pipsや利益損失の大まかなビジョンを持っておくこと(損切りラインを設定し、ポジションを何度も持ちすぎないようにする。目指すべき価格や、何pips分の利益・損失が発生するのかを把握する)。
この2点を徹底することで、毎回FX口座が危機的な状況に陥る心配をする必要がなくなります。
FXの口座が心配だという方は、損切りを設定していない、ポジション量が多すぎる、短期的な取引を繰り返している、利益確定の目標を決めていないなどが原因で不安になっているのではないでしょうか?
皆さんはどう思いますか?資金管理を全く行わず、自己資金をFXで失ってしまうような状態では、相場の急激な動きがあるたびに口座資金がすべて失われるリスクがあります。そのような管理状態では、業者から見れば、喜ばしい顧客として口座を持ってくれているだけです。引き続き、そのような運用を続けていくつもりなのかを考えませんか?
何も考えずに取引しているのかもしれません(だからこそ、あえて書いています)。
書かなくては伝わらないのなら、私は書きます。今回、この文章を読んで理解していただけた方がいれば、書いた甲斐があったと思います。
まだ、それでも分からない人がいるのであろう。。。。と思うので、引き続き書きます。
なぜかというと、利益だけを追い求める人たちが、そういう考えを持っていると結論づけて言えてしまえば、(毎回それが起こるとすると)それは逆である可能性を持っているということを知ってもらいたいからです。
はっきり言ってしまえばよいのですが、やり方次第では、それも通用する人もいることでしょう。笑。
明白に分かることは、資金管理さえできていれば、FXは、利益を得れるはずです。
ーーーーーーーーーーここだけ、読みたくない人は避けて読んでください。ーーーーーーーーーーー
受け入れられない人もいることは、こういう話しをすれば分かるでしょう。
宗教を受け入れる人たちと受け入れない人たちがいるのは、個々の選択や考え方の違いによるものです。
「神様は偉大だ」「キリストは素晴らしい」「いつも感謝して生きている」という人生を歩む人たちもいます。これは、現時点でその信仰を受け入れるかどうかの違いに過ぎないのかもしれません。
たとえば、なぜ神が大災害をもたらすのかと考えることもあるでしょう。しかし、大災害が実際に起こった場合、それは避けられない出来事です。多くの人が亡くなり、自分だけが生き残ったとき、その時初めて「自分は生かされている」と感じる日が来るかもしれません。そして、その後、人々は都会で大勢と暮らすよりも、山に住む少数の人々と共に暮らす方が良いと考えるようになるかもしれません。これが最初の行動です。
その後、山での暮らしが思った以上に素晴らしいことに気づくでしょう(おいしい食べ物は毎日食べられる。食べられない日は一度たりとしてなかった)。山や川の恵みに感謝し、次第に「神様はすごい」と感じるようになるでしょう。すべてのものが必要であり、全てが循環して動いているという感覚に気づきます。やがて、自分が自然と神様に感謝し、地球と共に生き、神と共にいる生活へと変わっていくのではないでしょうか。(結果として、受け入れてしまったのでしょうね。)
そのため、最初に受け入れることが否定されてしまうのも理解できます。損切りをすると「自分の資金が削られてしまう」と感じてしまうため、損切りを避けるという否定的な考えが生まれます。しかし、全てを失った時に気づく人もいますが、その時はすでに遅いことが多いです(まるで多額のお金を詐欺に遭って失ったような状況になる感覚なのでしょう)あの時、気を付けていれば、よかったと。
そして、口座に入れていた資金を全て失った時に、どのように行動するかが重要です。その時になって初めて「損切りをすべきだった」と気づくことになるかもしれませんね。
ーーーーーーーここで話は、終わりーーーーーーーーーーー
今一度最初の雑談から90%の人たちのことを考えると、強制ロスカットが多くの人に起きるのであれば、それは、多くの人がポジション量を入れる時に、その口座の資金と比例して損切を置かないトレードをしている人達の場合には、強制ロスカットが掛かってしまう率が、資金が100万ある人であっても、資金が10万ある人でも、似通っているのでしょう。比率がほぼ、一緒なのでしょうね。
しかしながら、400pips損失で動いたにも関わらず、耐えるだけでいる状態なら、無意味なトレードであると即、気づいた方がよいですよね。
損切りとは、
予想外の市場変動に備えられます。万が一の際にも、損失を最小限に抑えることができます。損切りを設定してトレードすることは、プラスの結果をもたらします。
レバレッジを上げた時に、リスクを出来るだけ減らすことが出来るのは、あなたのトレードの腕(手法だったり、資金管理や損切だったり、ポジション量分散や通貨ペアー分散だったり、など)とロットサイズ量だけです。
100発100中、エントリーをした際にすぐさまプラスに傾くトレードの腕がある人は、そのレートが戻って来ても指値を置くだけで、プラスで決算されることでしょう。しかしながら、マイナスからトレードがスタートをしてしまう場合を考えると、損切り幅と利益幅を考え、ロットサイズをどのくらいにすればよいのかと多くの人はまず第一に考えるでしょう(正常な考えです。レバレッジの特徴も考えましたか?)
それらを考えた上(計画していても)証拠金維持率を見たときに、それほど使っていない。まだ、1000%もある。まだ500%もあるなど思って、ポジションを増してしまう人がいます。
この行為こそが、考えた上で取引をしたにも関わらず、計画通りに行わず、リスクだけを拡大してしまう行為です。
リスク=ロット数を大きくすることです。
対策を行って、ロットサイズ量の設定を考える必要があります。
ポジションをどんどん増やしてしまいがちの人は、ポジションを2、3で固定(限定)するでよいと思います。
レバレッジを上げて、許容量を増やしましたが、これらは、取引量の拡大をして使う為ではなく、許容範囲が増えると、トレードに余裕ができ、効果的に使っていく為に自分の証拠金の担保からもらったわけですので、
トレードの質を上げる為に使うことに意識を傾けます。
資金と共にロット数を増やすことは、普通全ての人が考えることです。それに対応して行ける計画を持った上だったらよいのですが、
大抵の人たちは、資金が増えると、ロット数も多く取引し、そこで普段と異なる為、上手くいかなくなってしまうことが起こります。(実際そのように起きないようにするべきです。増えたらその分の資金を抜くとかもできます。)資金20万で上手く行ってたけれども、資金50万円では上手く行かなくなったのなら、資金20万円の口座を2つ作った方が効率が良さそうです。国内口座で、資金20万から始める。海外口座で、5万で始めると分けても効率がよくなるかもしれません。
資金管理について、
リスク = あなたの管理次第(どれだけのロット数を持つか)です。
簡単に話すと、資金管理(まずは、損切を設置です。)利益損失からポジション量のロットサイズが自分には、大きすぎるのであれば、自分に合った取引量にすればよいだけです。1ポジションで、20万の利益を狙ってくださいとも損切りを10万損失でしてくださいとも言っていないので、もしも資金が増え、ポジション量を増やしたトレードをし、自分は損失の額の方が気になると分かれば、自分にあったリスクリワードや最初に始めた慣れている資金に戻すことが大切です。その他には、トレードの方法を変える必要があります。GBP通貨ペアーを触る時は、35pipsいつも自分が入った後に巻かれてしまう。という状況なら、35pips後から入るようにすればよいのです。いつも、5pipsは、自分がポジションを持った後で動くのであれば、5pips後から入ればよいのです。来なかったらポジションを入れないでおくと決めればよいのです。
今回は、「FX分散投資の魅力:安定収益とリスクコントロール (レバレッジ編 第2部: 実践応用)」としてお送りしました。
安定収益のために何を取り入れた方がよいのか?
リスクコントロールのために何を取り入れるべきなのか?(自分の感情のコントロールですか?小声。)
レバレッジを武器にどのようなポジションを取るべきなのか?
シミュレーションをしてみるとよいと思います。
終わりに、レバレッジ編 第3部: 戦略とリスク管理に向けて、FXのチャートにも表れる現象であるフラクタル構造について簡単に説明します。(チャートの形状についてみます。)
フラクタル構造とは、「小さい部分が大きい全体と同じような形をしている」という性質を持つパターンのことです。これが自然界にも金融市場にも見られる面白い特徴です。
FX(外国為替)のフラクタル構造は、価格の動きが自己相似性を持つパターンを示すことを指します。フラクタルとは、部分が全体と同じ形状を持つ幾何学的な構造のことです。
例えば、1日の価格の動きと1時間の価格の動きを比べると、どちらも似たようなパターンをしていることがよくあります。大きな時間枠でも小さな時間枠でも、価格の動きが同じようなパターンを繰り返しているのです。
これをFX市場に適用して考えると、
自己相似性:大きな時間枠(例えば、日足チャート)と小さな時間枠(例えば、1時間足チャート)で同じようなパターンが現れることが多いです。これは、トレンドやレンジ、チャネルなどのパターンが異なる時間枠で繰り返し現れることを意味します。
これを理解し、活用することで、トレーダーはより効果的な取引戦略を構築することが可能です。(チャートが出来上がります。)
具体的には、1分足や5分足のチャートで見られるパターンが1時間足のチャートに似た形で現れ、さらに1時間足のパターンが4時間足や日足のチャートに反映されることがあります。最終的には、月足やそれ以上の長期のチャートにも同様のパターンが現れます。(1年足?などを見ると全然チャートが作られていないのが見れると思います。仮想通貨だと、まだチャートに表れていない軸足を見ることが出来ます。短期足では、チャートのパターンがはっきりと見渡せます)
このフラクタル構造の理解は、トレーダーが異なる時間枠での動きを予測し、トレード戦略を立てる上で非常に有用です。異なる時間枠での価格の動きが似たようなパターンを形成することで、トレーダーはより広い視野で市場を分析し、短期的なトレードだけでなく長期的なトレード戦略も考慮することができます。
要するに、フラクタル構造は市場にも存在し、異なる時間枠での動きが相互に関連し合っていることを示しています。
この事から、1時間足でチャートを見てトレードのポジションを持っているトレーダーは、5分足や日足でも同様の分析を行い、トレードをすることは可能です。
ここから分かることで、今回のチャートにも表れていますが、ボラティリティの高い時に起こることを第3部の戦略とリスク管理でも詳しくお話ししますが、今日はその一端を少し触れておきます。
5分足や1分足のトレードでは、常に何かしらの動きが起こっています。近日、300~400pipsも上下に動くボラティリティの高さに目が行きがちですが、これは5分足や30分足でも同様のことが常に起きている現象です。日中の高値や安値を常に更新しながら、ボラティリティが形成されていきます。私の考えでは、チャートパターン(ペナントやウェッジなどの逆三角形◁が広がる形で波打つ場合)によって、ボラティリティが発生し、その大きさはスピードに依存すると言えます。
そのため、1分足や5分足のような短い時間軸でスピードが速く現れる動きを観察することが日常的です。そして、1時間足で300~400pipsの動きが見られるのは至って普通のことです。
もしも大暴落が発生し、4時間足や日足で下落が続く場合、その動きは一方向の↓へ勢いよく向うと予測するべきです。
フラクタル構造が正にボラティリティの説明として非常に有効であることが分かったところで、この記事を締めくくりたいと思います。
予備:
書くことを忘れないようにすることは良いことだと思います。
人間は忘れっぽい生き物かもしれません。書くことで、忘れずにいられるのなら、書くべきです。
ニンジン、玉ねぎ、レタス、きゅうり、トマト、卵など、買い忘れを防ぐためにメモをすることで、必要なものを確実に買えます。
しかし、メモをせずに覚えているだけだと、卵を買い忘れることも時々あります。重要なものなのに、なぜ忘れたのか?そう思うことでしょう。人に頼む時も、忘れたので卵を買って来てくださいと電話で伝えたにも関わらず、電話で他のことを話していると、頼まれた人もスーパーに行って卵を買わなければならないと思っていても、自分が買うべきもの(お水やおつまみなど)を優先してしまった場合、卵を買い忘れてしまうこともあります。
そのため、電話で伝えるのではなく、SNSで「卵を買い忘れたので卵を買ってきてほしい」とメッセージを送れば、卵を買って来てもらえたかもしれませんね。笑
口で伝えるより、書いてしまったものは、完璧に後に残ることでしょう。
実際に書くことで、忘れにくくなるのなら、メモに残した方がよいとはこういうことです。
503忙しい人でも簡単に100pipsにでは、メンタル面に左右されずにトレードが出来ます。
この手法は、最も重要なことを守るだけでなく、次に重要なことも守ることができます。その上で、さらに応用が利きます。特に良い点は、エントリー後に利益確保のためにトレールを引き上げること以外にやることがないという点です。
利益が自動的に伸びるのを待つだけなので、その間に戦略を立てたり、自由に時間を使うことができます。
次の記事で、FXトレードに大切な戦略とリスク管理についてもお話ししていきたいと思います。ぜひお越しください。
連載記事の基礎的な内容は無料でご覧いただけます。503の手法に基づくアドバンス戦略などは、今後有料の記事として掲載していきます。初月は無料ですので、503の手法を手に取られた際には、ぜひこちらの連載記事の月額プランもご検討ください。
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