⑥ラインを学ぶ:押し目買い・戻り売りのエントリータイミングは?
上昇トレンドライン
切り上がる2点(1と3)の下値を結んだ右肩上がりの『ライン』
そこに3点目(5)が抵抗を受けると『トレンドライン』の完成
下降トレンドライン
切り下がる2点(1と3)の上値を結んだ右肩下がりの『ライン』
そこに3点目(5)が抵抗を受けると『トレンドライン』の完成
エントリータイミングは、
上図5での『押し目買い』と『戻り売り』で、
主なトレンドの方向性には逆らわないで、
調整のトレンドには逆張りするエントリー方法です。
5のラインタッチで、いきなり逆張りエントリーすると、
反発しなければ損切りをすることになりますので、
反発を確認してからエントリーする方が望ましいです。
反発は、下位時間足を確認し、
上図4→5の調整トレンドに、
小さい『転換シグナル』が確認されたタイミングで、
5→6に移行したタイミングと認識します。
さらに、ラインタッチ時点で、
小さいダブルトップ・ボトムを形成するなど、
根拠が重なっていると、
より安心してエントリーしやすくなります。
[下降トレンド・戻り売りの場合] 下図5からの下げを取ります。
上図4→5の上昇調整トレンド最後に、
下位時間足にて、上図『転換シグナル』が出たタイミングです。
[上昇トレンド・押し目買いの場合] 下図5からの上げを取ります。
上図4→5の下降トレンド最後に、
下位時間足にて、上図『転換シグナル』が出たタイミングです。
[実際のチャートの場合] 下図5からの上げを取ります。
【1時間足】④→⑤下降トレンドからの『転換シグナル』で、⑤→⑥を取ります。
トレンドの反転サインとされるダブルトップやダブルボトムなども、
これまでの説明をご理解いただけると、
トレンドからの『転換シグナル』が出た状態と解釈すれば、とても理解しやすいかと思います。
こうしたチャート形状を含む、
テクニカル分析とされるあらゆるものが、
なんらかの形で『ダウ理論』に由来しているので、
しっかりと原理原則を落とし込んで、理解を深めていただくことが望ましいです。
よろしいですか?