自分だけのポートフォリオ
FX
ゲコーです。
これまでの連載記事では、自動売買システム(EA)の性能をいろいろな情報から読み取る方法を解説してきました。
これからはより実践的に、EAの選別方法について書いていきたいと思います。
その第一歩が「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオ(Portfolio)とは、もともとの意味は「札入れ」のことで、「書類かばん」とか「作品集」「実績集」のように様々な分野で使われています。
投資の分野でポートフォリオといえば、金融商品の組み合わせ、という意味合いで使われています。
さらに掘り下げれば、さまざまな金融商品を組み合わせることでリスクを分散させて利益の最適化を図ることを言います。
ここまでの基礎知識を踏まえ、今回はFXにおけるポートフォリオの考え方について、ゲコーの個人的見解をふんだんに交えて解説します。
まずは思いつくままに「分散」を意識してキーワードを挙げてみましょう。
- 自動売買と裁量トレードの分散運用
- 取引口座(ブローカー)の分散
- 通貨ペアの分散
- 取引する時間軸の分散
- 取引する時間帯の分散
- トレードタイプの分散
だいたいこんなところでしょうか。
1番目については、FXの運用をEAまかせにするか裁量のみにするか、はたまたどちらも併用するハイブリッド方式にするか、
という考え方になりますね。
「分散」という観点からいえばハイブリッド方式が有利なんだと思いますが、私的にはこの方法は資金管理が高度になりすぎて向いておりません。
感情を排除できるEAを運用しながら、感情が入り込みやすい裁量を混ぜると、ロット配分で失敗しがちだと思うからです。
なので今後のポートフォリオについては、EA運用に限定してみましょう。
(私がEA開発をしているから、ということもありますし。。。)
続きはまた次回に。
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よろしいですか?