相場の波を読むために ー スイングとトレンドの違い 前編
投資の基礎
今回のテーマは、スイングとトレンドの違いについてです。
スイングとトレンドの関係性について書いてみようと思います。
※本記事で使用した画像をダウンロード出来るよう、Zipファイルを用意してあります。
画像が小さすぎる場合には、活用していただければと思います。
第3弾画像 (Dev Log Part 3 Pics).zip
ー 今日のトピック ー
1. スイングで見る相場の局面(おさらい)
2. スイングとトレンドの違い
ー 過去記事 ー
第1弾の記事はここをクリック。開発中インジケーターについて書きました。スイングを認識するためのインジケーターです。
第2弾の記事はここをクリック。スイングの性質、相場環境の把握、そしてスイングの失敗について書きました。
ー 1. スイングで見る局面(おさらい) ー
本題に入る前に、簡潔に3局面のおさらいをしようと思います。
1. 前提条件として、相場には天井と底がある。
2. 上昇局面では、天井と底、その両者が一緒に上昇していく。
3. 下降局面では、天井と底、その両者が一緒に下降していく。
4. 気迷い局面では、天井と底、その両者の動きから一貫性が欠落する。
※一つ前の天井よりも、低い天井が出現する場合や、一つ前の底よりも、高い底が出現する場合
※一つ前の天井よりも、低い天井が出現する場合や、一つ前の底よりも、高い底が出現する場合
5. スイングの失敗という現象が発生することもある。※以下の画像を参照
上昇局面では、底が上昇し続けているのにも関わらず、天井が低いところに出来た場合
下降局面では、天井が下降し続けているのにも関わらず、底が低いところに出来た場合
ー 2. スイングとトレンド ー
本題に入ります。
スイングとトレンドの関係性についてです。
第一に、スイングがトレンドを形成する。
これが一番大切な関係性だと考えています。
次に、トレンドがスイングとなることもあるという関係性もあると考えられます。
ー スイングとトレンドの関係性 ー
1. スイングがトレンドを形成する
2. トレンドもスイングになり得る
ー スイングがトレンドを形成する ー
相場の3局面を反映した形で画像を用意しました。
上昇・下降・気迷い局面(スイングの失敗)の3つがあります。
左端は下降局面とします。
トレンドを見つける前に、トレンドの発生要件を定義します。
ー 上昇トレンドの発生定義 ー
・下降局面において、一つ前の確定した天井を、上回る (天井高値更新)
ー 下降トレンドの発生定義 ー
・上昇局面において、一つ前の確定した底を、下回る (底安値更新)
上記の定義を基盤にトレンドの発生を見つけていきます。
上記の定義を基に、トレンドの発生ポイントを描写してみました。
黄色のラインは、天井を上回り、上昇トレンドが発生が確定したところです。
青色のラインは、底を下回り、下降トレンドが発生が確定したところになります。
※トレンド発生の定義
上昇トレンドの発生要件は、一つ前の確定した天井を、価格が上回ること。
下降トレンドの発生要件は、一つ前の確定した底を、価格が下回ること。
以上が、関係性①として挙げた、スイングがトレンドを形成する、になります。
トレンドが確認出来れば、底で買い増す・売り増すといったトレードも仕掛けることが可能になります。
次に、関係性➁のトレンドもスイングになり得るについて書いていくのですが、もう少し自分の中でまとめてから、次の記事で紹介します。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
開発中のインジケーターを用いた分析も記事にしていこうと考えています。
ひとまずは、ここまでです。
今日もお疲れ様でした。
D.U.C.Kより
2024年11月27日
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