ドル円、日経新聞の植田日銀総裁インタビュー記事を受け149.46円。
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【11/29相場概況】
東京時間、11月東京都区部消費者物価指数(CPI)の生鮮食料品除く総合が、前回値や予想を上回ると、日銀の追加利上観測が高まり、ドル円は売りが先行。本邦長期金利の上昇とともにドル円は一時149.86円まで下落。売り一巡後は買戻しが入ったが、時間外の米10年債利回り低下を受け149.76円まで下落。欧州時間、ドル円は150円を挟む小動き。NY時間、米感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場が短縮取引となったことから取引参加者が少なく、暫くドル円は150円を挟む小動きが続いた。しかし、深夜2時過ぎに日経新聞電子版が植田日銀総裁のインタビュー記事を報じると全般円買いが先行。植田日銀総裁は同紙に対して「(追加利上げの時期について)データが想定通りに推移しているという意味では近づいているといえる」「インフレ率が2%を超え始めているときに一段の円安になれば、それは中銀にとってはリスクが大きい動きとして、場合によっては対応しないといけなくなる」などと発言。日銀の追加利上げ観測が高まり、ドル円は149.46円まで下落。
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