ビットコインが40万円台まで大暴落でRSIが10%を割った!原因はテザー(USDT)による価格操作疑惑か
現在11月21日では仮想通貨の価格が多少回復しているものの、以前として年初来安値を更新しているのには関係ありませんね。
結論から言えば、仮想通貨の価格が下落している理由は、ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークによるものと考えられていますが、昨年末同様に仮想通貨テザーによる価格操作が原因なのではないか?との見方もあります。
では、仮想通貨のビットコインを中心に価格の下落について見ていきましょう。
ビットコインの価格推移
ビットコイン(BTC)の価格は、ビットコインキャッシュのハードフォーク騒動が原因で11月15日からの約24時間で1,000ドル近くの大幅な下落を見せました。
その後、11月16日~11月19日正午あたりまでは1BTC=5,540ドル程度のレンジを保っていましたが、11月20日の早朝には1BTC=5,000ドルを割り込み、同日夕方には日本円でのビットコイン価格が47万円台に突入しました。
ビットコインの価格帯が約47万円代に陥ったのは昨年10月以来で、かなり厳しい数値であることがわかります。
ビットコインのRSIが10%を割り、Bitstampのサポートラインからも脱線
前代未聞のビットコインの価格下落が続く中で、気になるのは以下の2つです。
- RSIの数値
- 老舗仮想通貨取引所Bitstampのサポートライン
RSIの数値
ビットコインのRSI(※)はすでに10%を割り込み、9%台に突入しています。
RSIとは、Relative Strength Index(相対力指数)の略称です。
ある一定の期間内における相場の値動きの強弱を表す指標で、RSI50%が上昇下落の均衡点とされています。
RSIがおよそ30%を割り込むと「売られすぎ」の状態を示すとされていますが、ビットコインのRSI9%は大変希な数字だといえます。
また、有名なリーマンショックの影響で大暴落した株式市場(日経平均)でもRSI16%が最低値であることからも、ビットコインの現状が大変厳しいことがわかります。
老舗仮想通貨取引所Bitstanpのサポートライン
ビットコインにおいて、RSIのほかにもう一つの重要な指標とされているのが仮想通貨取引所Bitstampのサポートラインです。
仮想通貨取引所Bitstampは、2011年に創業した世界的にも歴史の長い仮想通貨取引所です。
サポートラインとは同取引所の長期チャートで指摘されていた、長期相場を支えるラインのことで、ビットコインが価格上昇を続けていくうえで割り込んではいけないラインとされていました。
しかし、19日~20日にかけてビットコイン価格は大幅に下落し、史上初めてBitstampのサポートラインを割り込みました。
専門家による仮想通貨の相場回復時期予想について詳しい見解は下記をご覧下さい。
>>>11月15日ビットコインのレンジ相場に終焉!価格回復には数週間かかる?
ビットコイン大幅下落の要因(19日~20日)
15日前後.......続きはこちらで⇩
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