2018年収益率60%超え 『上がり3ハロン』はやっぱり安定の強さ!
フォワード約1年で収益率60%超え!
リスク・リターン率7.53、プロフィットファクター28の驚異の利大損小EA
『上がり3ハロン』
【上がり3ハロン概要】
通貨ペア:[USD/JPY]
取引スタイル:[スキャルピング]
最大ポジション数:1
使用時間足:M5
最大ストップロス:90
テイクプロフィット:10
フォワード運用11ヶ月、1ロット運用で+32万円の利益
収益率63%達成!
トレード回数は41回と少なめなのですが、最大DDが4万円と極小なのと勝率が97%なのでとても利益率がよく、
プロフィットファクター(総利益÷総損失)はなんと28!
毎月の獲得Pipsは少なめではありますが、大きなマイナスの月がないというのは運用していて安心できる点ではないでしょうか。
それでは、バックテストからの期待年利と、運用上の注意点を見ていきたいと思います。
【バックテスト】
2005.01.10-2017.12.30
0.1ロット固定
スプレッド1.0
純益+37.9万円(年間平均 3.1万円)
最大ドローダウン 2.6万円
総取引回数 1313回(年間平均109回)
勝率92%
PF 1.63
となりました。
0.1ロットあたりの推奨証拠金は
(4.5)+(2.6*2)=9.7万円
約10万円につき0.1ロットでの運用が可能です。
平均年間利益額が3.1万円なので、期待年利は+30%といったところでしょうか。
(月別・年別損益)
月別でみると、2014年は一度もエントリーしない月が3ヶ月あったりと、やはりトレード回数の少なさは感じます。大きく利益を取れる月が年に何回かあるイメージですね。
年間を通して見ると、2008年が突出しているので、大きなトレンドの出る年にはトレード回数も多く、大きく稼いでいるようです。
直近5年を見ると平均獲得金額は2.5万円ほどなので、年間200~300pipsはコンスタントにとってくれそうですね。2018年のフォワード実績を振り返ると+320pips獲得していますので、例年よりも上がり3ハロンに合っていた相場だったことがわかります。
【上がり3ハロンのプレミアム版との違い】
上がり3ハロンにはトレーリング機能と複利機能がついたプレミアム版があります。
フォワードを見比べてみるとわかりますがトレーリングストップで利益が伸びるケースもあれば、固定TPよりも少ない利益になってしまうケースもあり、なかなかどちらが良いとは言いにくいです。
獲得Pipsを比較すると、このような違いになりました。
しかし長期運用を視野に入れた場合においては、2,3年で利益額には大きな差がでてくると思われます。
なぜなら勝率がよく、プロフィットファクターが高いからです。
複利で3年運用したバックテストの結果がこちら
30万円→200万円に! 純益は+169万円で+500%以上の増加率です。
デフォルトの複利設定で、相対ドローダウン30%未満ですのでリスクも問題ありません。
【まとめ】
商品レビューに「なかなか出走(トレード)しない…」とあるように、月平均トレード回数は3~4回。
月に一度もエントリーしないケースもあるので、毎日トレード結果をチェックしたい方はやきもきするかもしれませんね。
そこは各EAの特性をよく理解した上で、「上がり3ハロンは勝率もPFも良いけどトレード回数は少ないもの」と割り切って、半年~年間単位で運用しましょう。
また、トレンド相場に強いので、大きく動くような「危険」と呼ばれる相場において本領を発揮してくれそうです。
固定ロットでポートフォリオに入れるか、数十万円程度から複利で運用するのに向いているでしょう。
よろしいですか?