米株下落によるリスク回避の円買いで、ドル円は一時146.63円まで下落。

【3/10相場概況】

東京時間、ドル円は、本邦長期金利の上昇や時間外のNYダウ平均先物の下落を受け、147.09円まで下落。その後は147.79円まで買い戻された。欧州時間、ドル円は147円台半ば中心に小動き。NY時間、ドイツの環境政党「緑の党」が、メルツ氏の債務拡大計画を支持しない意向を示したことなどを受けて、独DAXが一時2％超の下落。また、トランプ関税による米景気懸念が高まりNYダウ平均が急落。リスク回避の円買い・ドル売りが先行。米10年債利回りの低下などもあり、ドル円は一時146.63円と昨年10/4以来の安値を更新した。ただ、売り一巡後は、買戻しが先行し147.46円まで上昇。

【3/11相場観】