ドル円、トランプ米大統領によるカナダへの関税を巡り乱高下。
FX
【3/11相場概況】
東京時間、ドル円は、日経平均の大幅下落などを受け146.54円と前日安値146.63円を更新。売り一巡後は、日経平均の下げ幅縮小などで、147.40円まで反発。欧州時間、ドル円は147円を挟み方向感なく推移。NY時間、1月JOLTS(米雇用動態調査求人件数)が774.0万件と予想763.0万件を上振れると、ドル円は一時148.12円まで上昇。しかし、トランプ米大統領がカナダ産鉄鋼・アルミニウムの輸入関税を25%から50%に引き上げるよう商務長官に指示したと伝えられると、米国株が下落しリスク回避の円買い・ドル売りから、ドル円は147.02円まで下落。その後、「カナダ・オンタリオ州のフォード首相が米国向け電力価格の25%上乗せを一時停止することに同意」と伝わり、トランプ米大統領が「カナダへの50%関税、取り下げる可能性を検討」と発言すると、米国株が下げ渋り、ドル円は147.91円まで買い戻された。
【3/12相場観】
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