1日30分が勝負!複利運用できるEURUSDの逆張りスキャルピング『ロンドンは午前7時』
特定時間帯のみの短いエントリー時間から逆張りスキャルピング
単利はポートフォリオの一角に、複利なら単独でも長期運用を目指したいEA
エントリー時間帯が狭いのにも関わらず利益を出している日が多くみられます。
2005.01.01‐2019.01.01
スプレッド0.4
0.1ロット固定
純益+45.7万円(年間平均 3.2万円)
最大ドローダウン -6.56万円
総取引回数 2468回(年間平均176回)
勝率65.68%
PF1.21
エントリー時間が限定されているので取引回数は少なめです。
推奨証拠金額は0.1ロット固定で
(5.1)+(6.56*2)=18.2(万円)
ですので18万円以上が安全運用の目安になります。
この場合の期待年利は約17.9%です。平均獲得pipsは0.1ロットなので14.5pipsとなります。
安定感はありますが、このEAだけでは収益的にも取引回数的にも物足りなく感じるかもしれません。
複利運用の分析と比べて期待利益・リスクが自分に合った方を使いたいところです。
年別収益
直近10年で波はありますが、毎年利益を出しています。
年別取引数では、直近のほうがトレード数自体は多いようです。時間帯も設定どおり。
逆張りロジックですのでエントリーの機会が多くても利益を獲得するまで結びつかないことも多いのかもしれません。
月ごとにみると損失を出している月も多いですが、年合計で見ればおおよそ利益を出して締めています。。
約定力の強いFX会社で取引をしているのであれば、変更可能な損切り設定をよりタイトにしてみても面白いかもしれません。
複利運用
先程と同条件で設定を複利にしています。
14年間のバックテストで純益が4860万円にまでなりました!
一回の取引における最大ストップロスの初期設定は50pipsですが、期間中の総取引数2468回のうち67回、年に5回もない計算になります。
複利運用の場合は損失のリスクを口座残高に対する割合で設定しています(初期設定では口座残高の5.5%)。
年別でみると2016が最高益、直近の2018年だけでも約300万円の利益を出す結果に。
長期運用の複利ですと期待利益の把握が難しいと思われるので、サンプルとして最高益の2016年と去年の2018年をそれぞれ1年間複利で始めたとする想定でバックテストした分析も見てみます。
2016年
純益+5633ドルなので、61.9万円の利益。年利はなんと約56.3%となります。
1年目から複利でこの年利だと理想的といえます。
2018年
純益が+651ドルなので7.1万円が獲得利益になります。年利は約6.5%になります。
複利運用の単年比較ですと年利の差が大きく見えてしまいます。ですが複利は長期運用するにつれて利益率が上がっていくので、最初年利が小さくとも短期・単年でみても損失になっていない、成績が良ければ運用開始後すぐにでも高収益が出せるEAだといえます。
単利・複利と設定変更可能なので運用の選択肢は多いと思います。
単利運用では取引数・期待年利が少し物足りませんが、安定感と少ない証拠金での資金管理のしやすさがメリットになるので他のEAとのポートフォリオを組んで使いたいところです。
複利運用ではこのEAだけでも十分な収益を得られるパフォーマンスがありそうですので、資金管理に注意しつつ長期運用をめざしたいところです。
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