米中合意署名式、合意内容と今後の協議内容に注目! 「1月15日の注目点とイベントスケジュール」
昨日は東京市場オープンにかけてドル円110円を突破!
ストップを巻き込み110.20円まで上値を伸ばしました。
その後は動意に欠け110円前後を往ったり来たり、その他通貨でも小動きが続きました。
米国の為替報告書が発表され、中国が操作国から除外された他に、スイスが監視国リスト入り、スイスは反論しましたがマーケットはスイスフラン買いで反応、ユーロ/フランは2017年以来のフラン高水準までフラン高が進んでいます。
本日は五十日です。
実需の動きが出てこないか、仲値やFIXに注目したいと思います。
◎本日の注目点
1)米中協議第1弾の合意署名式
本日、米中協議第1弾の合意署名式が予定されています。
昨日までに中国を為替操作国から除外や、現在の関税は第2弾合意まで継続、中国は米国からの輸入拡大など合意内容が聞こえてきています。
合意内容がどのようになっているのか、今後の協議内容は、米中の火種は残るのかが注目されます。
2)要人発言
要人発言が多数予定されています。
中でも注目なのが、ソーンダースBOE外部理事の発言です。
英中銀に関しては昨日動画にまとめているのでこちらを参考にしてください↓↓↓
その他には、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁とカプラン・ダラス連銀総裁が今年の投票権を持つFOMCメンバーです。
この辺りを中心に注目しておきたいと思います。
3)中東リスク
核合意を巡り英独仏首脳はイランに対し順守を求めるも、イランは反発するなど火種が残っています。
その他合意加盟国のイスラエルやサウジなどの動きも気になるところ、イランに続く国が出てこないことを祈りたいと思います。
イラクの米軍駐留基地では、未だに砲撃を受けているとの情報も出てきています。
米軍人に被害が出た場合は、再度イラン攻撃に踏み切る可能性もあるため注意が必要です。
中東を訪問している安倍さんが、上手い事仲介してくれれば良いんですが・・・
◎本日のイベントスケジュール
1月15日(水曜日)
米中協議第1弾の合意署名式
09:30 JPY 黒田日銀総裁発言
14:00 JPY さくらレポート(日銀地域経済報告)
16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
17:30 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)
17:40 EUR ホルツマン・オーストリア中銀総裁発言
17:40 GBP ソーンンダースBOE外部理事発言
18:30 GBP 英CPI(消費者物価指数)
22:30 USD 米PPI(生産者物価指数)・NY連銀製造業指数
1月16日(木曜日)
00:30 USD 原油在庫量
00:30 EUR ビルロワ・フランス中銀総裁発言
01:00 USD デイリー・サンフランシスコ連銀総裁発言
01:00 USD ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言
02:00 USD カプラン・ダラス連銀総裁発言
03:00 EUR ヴァイトマン・ドイツ連銀総裁発言
04:00 USD ベージュブック(地区連銀経済報告)
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