コロナの影響は? ISM・雇用など指標に注目が集まる1週間 「3月30日週の注目点とイベントスケジュール」
先週は株価も反発上昇しましたが、この流れが今週も続くのか、それとも下落の調整だったのか、今週の動きに注目が集まりそうです。
感染者数は世界で58万人を超え、死者数は2.5万人を超えました。
感染者が出ていない国もほとんどない状況です。
日本でも先週末から自粛要請が強く出てくるようになり、オリンピックが延期されたことで、遠慮なく発表することが出来るようになったから?なのか、感染者数も急増しています。
今週もコロナ中心で世界が動いていくのではないかと思われます。
また、欧州・英国は今週からサマータイムに突入しています。
◎今週の注目点
1)経済指標
先週発表された米新規失業保険申請件数は328万件という、過去最大の数字が発表されました。
今週はコロナウイルスの影響を受けた経済指標が次々と発表されます。
悪い数字が次々と発表され、コロナウイルスで停滞した経済がどの程度だったのか、数字として、経済データとして出てきます。
今週は米国雇用指標、景気先行指数として注目のISMが発表されます。
次々と出てくる景気後退・経済悪化のデータを受けて、マーケットがどのような反応を示すのか、株価は耐えることが出来るのか注目です。
ダウ平均やS&P500 は高値からの下落し、先週約38%戻しています。
ここで反転して再度下落を始めた場合、安値更新も十分あると思います。
2)コロナウイルス
欧州が感染拡大の中心だったのが、先週から米国が中心となっています。
イタリアやフランス・ドイツなどは経済活動を止めてまでコロナの封じ込めに動きました。
米国も感染者が拡大してさらなる対策案を発表するのか、感染者が拡大しないように移動制限などを発表するのか注目です。
週末にトランプ大統領がNYの移動制限をツイートしたことで、NY州知事は猛反発、トランプ大統領はツイートを撤回しました。
今回は撤回されましたが、感染者が拡大してくると、再度移動制限などが発表されるかもしれません。
今週もコロナウイルスの感染拡大防止対応策の経済停滞の影響と、経済対策のための支援策による景気下支えと、どちらが上回るか注目です。
3)その他リスク
・北朝鮮ミサイル
・ロシアのプーチン終身大統領
・英EU離脱交渉
・米大統領選挙
コロナウイルスの影響が落ち着いてきたときに材料視される要因をそろそろ注目しておきたいと思います。
◎今週のイベントスケジュール
3月30日(月曜日)
16:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏消費者信頼感指数
21:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)(速報値)
23:00 USD 米中古住宅販売保留
3月31日(火曜日)
06:45 NZD NZ建築許可件数
10:00 CNY 中国製造業PMI
15:00 GBP 英GDP
15:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)
16:55 EUR ドイツ失業率
18:00 EUR イタリアHICP(消費者物価指数)
18:00 EUR ユーロ圏HICP(消費者物価指数)
21:30 CAD カナダGDP
22:45 USD シカゴPMI
23:00 USD 米消費者信頼感指数
4月1日(水曜日)
08:50 JPY 日銀短観
09:30 AUD RBA理事会議事要旨・豪建築許可件数
10:45 CNY 財新製造業PMI
15:30 SEK スウェーデン製造業PMI
16:45 EUR イタリア製造業PMI
16:50 EUR フランス製造業PMI
16:55 EUR ドイツ製造業PMI
17:00 EUR ユーロ圏製造業PMI
17:30 GBP 英製造業PMI
21:15 USD ADP雇用統計
22:45 USD 米製造業PMI
23:00 USD ISM製造業景況指数
23:30 USD 原油在庫量
4月2日(木曜日)
17:30 GBP 英建設業PMI
21:30 USD 米貿易収支
21:30 CAD カナダ貿易収支
4月3日(金曜日)
09:30 AUD 豪小売売上高
10:45 CNY 財新サービス業PMI
16:00 TRY トルコCPI(消費者物価指数)
16:45 EUR イタリア総合・サービス業PMI
16:50 EUR フランス総合・サービス業PMI
16:55 EUR ドイツ総合・サービス業PMI
17:00 EUR ユーロ圏総合・サービス業PMI
17:30 GBP 英サービス業PMI
18:00 EUR ユーロ圏小売売上高
21:30 USD NFP雇用統計・失業率・平均時給
22:45 USD 米総合・サービス業PMI
23:00 USD ISM非製造業景況指数
4月4日(土曜日)
02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント
岡ちゃんマンおススメ分析ツール
TradingView
数多くの通貨ペア、商品、債権、株価指数など取り扱っており、様々な分析が出来るプラットフォームです。
為替・株式・債券・商品など各マーケットは相関性があり、各マーケットを見比べることはトレードにとってプラスになります。
1枚のチャートに為替と株価指数や、為替と商品などを重ねて表示できるのは比較するときにとても便利です。
多くの機能は無料で使えるので試しに使ってみてはいかがでしょう!
SNS機能も付いているので、是非フォローしていただけたらと思います↓↓↓
https://jp.tradingview.com/u/okachanman/
よろしいですか?