(5日平均>20日平均)状態が続くか 荒野浩氏
株価指標(5日平均&20日平均)
と騰落レシオ(20日平均&60日平均)がチェックポイント
足下で、5日平均が20日平均を上回ったのは8/13で昨日で25日を経過しています。
19年4月以降で、日経平均の5日平均が20日平均を20日以上連続して上回っていたのは
下表の通りで、株価の動きとともに示しました。
(5日平均>20日平均)状態の持続期間・日数と株価
クロス前日 期間中の
期 間 日数 の株価 高値 上昇幅
19年06/12~07/18 26日 21,204円 21,754円(07/02) 550円
19年09/03~10/03 21日 20,620円 22,098円(09/24) 1478円
19年10/16~11/22 26日 22,207円 23,520円(11/12) 1313円
19年11/27~01/06 25日 23,373円 24,066円(12/17) 693円
20年04/07~06/23 52日 18,576円 23,178円(06/08) 4602円
20年08/13~09/16 25日 22,843円 23,559円(09/14) 716円
(5日>20日)の状態が長期化した今年の4~6月に株価は大幅に上昇しています。
あとの4回は持続期間は1か月強で終わっています。そういう意味では足元は微妙な
ところに来ていることになります。
上記の堅調な相場を支えていたのは意外なことに騰落レシオの次の指標です。
騰落レシオの20日平均が60日平均を上回っていた期間がそれにあたります。
(騰落レシオの{20日平均>60日平均})
期 間 日数
19年06/05~07/30 39日
19年09/03~11/13 47日
20年04/06~06/12 46日
20年08/14~09/16 18日
上下の表がダブっている期間が短期的に相場が最も強い場面です。
昨日時点の5日平均は23,426円、20日平均は23,209円、騰落レシオは20日平均121.0%
60日平均は100.2%です。
堅調相場は継続中ですが、今週に入って、株価の頭は重くなっており、微妙な段階に入って
きていることも事実です。日々のデータチェックをより厳しくしていきたいと思います。
よろしいですか?